摂食障害専門オンラインカウンセラーnoaです。
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本日は
摂食障害で命に関わるのはどんな時なのか、について。
具体的にどういう状態が危険なのか、がわからないと
当事者も何に注意すればいいかわからないし
支える側も何を注意して見守ればいいのかわからないですもんね。
まず、低体重で一番気を付けないといけないのは
①「低血糖昏睡」
制限型(拒食症)でも過食排泄型(過食嘔吐)でも
重度の低体重の方にリスクが高いのが低血糖なんですが
昏睡は意識がなくなること。
意識がなくなったときに緊急の処置ができない場合(一人暮らしなどで発見が遅れる)に
命に関わります。
参考↓↓
初期(血糖値 70mg/dL 以下)
→空腹感、動悸、冷汗
中等度(50mg/dL 以下)
→ふらつき、意識がぼんやりする、集中できない
重度(30mg/dL 以下)
→意識消失、けいれん、昏睡状態
②「電解質異常」(とくに低カリウム血症、脱水)
重度の低体重で過食嘔吐
利尿剤や下剤を乱用されている方は要注意。
電解質異常の中でも特に低カリウム血症→致死性の不整脈、心不全を起こします。
嘔吐と一緒にカリウムが出て行ってしまうことが原因なんですが
利尿剤もループ利尿剤っていう種類のものが
特にカリウムを排泄しやすいと言われていて
下剤も刺激性のもの(無理やり下痢を起こすタイプ)だと
リスクが高いと言われてます。
嘔吐にしても排尿排便にしてもイメージとしては
「無理やり水分とともに出す」ときに
カリウムは一緒に排泄されやすいです。
それから、長い期間低体重のかたも
そもそも経口からの栄養が入ってこないことで低カリウム血症だけじゃなく
マグネシウムやナトリウムも低値になる(重度で意識障害やけいれんを起こす)ので注意。
参考↓↓
軽度
→だるさ、筋力低下、便秘
中等度
→筋肉のけいれん、脱力、不整脈(心臓のリズム異常)動悸
重度
→呼吸困難
③「感染症」
栄養状態が低いとおのずと免疫力が下がってしまっているので感染症にかかりやすいです。
抵抗力も低いため、入ってきたウイルスに身体が負けてしまうんですね。
なので、本来であれば治る感染症が重症化しやすいです。
これは特に肺炎が怖いと思う。
私自身が低体重の時に子供からもらった夏風邪から
肺炎になって相当怖い思いをしました。
肺炎は悪化すると血中の酸素の濃度が下がって命に関わります。
参考↓
感染症ですぐに受診が必要な状態
高熱が続く
息苦しさがある
水分がとれない
持病がある(摂食障害の低体重含む)
症状が1週間以上続く
1人暮らしの方は「あれ、おかしいな」と思ったら
♯7119(スマホからもかけられます)で
救急搬送が必要かを問い合わせてほしいです。
実は摂食障害の中でもっとも命に関わる状態を招くのは
過食嘔吐で重度の低体重の方、と言われています。
(もちろん、制限型の拒食の方の方が命に関わるリスクが低いっていうことではないよ)
わたしは摂食障害との共存アリ派なので
共存する前提の方にも
命に関わる危険な状態は脱してほしいし
穏やかに生活するためにも趣味を楽しんだり仕事を頑張るためにも
ある程度の体重の維持は大事。
理屈では分かっていても命より体重、これも痛いほどわかります。
わたしも太るくらいなら死んだほうがマシ、って本気で思っていたので
命を引き合いに出されても響きませんでした。
ですが
すこし体重が増えること、栄養状態がよくなる事と
太ることは別です。
食べて栄養で満たされる=太る、ではないから大丈夫です。
命か体重かではなく
命を守れる体重の範囲で折り合いを付けられるといいのかな、と思う。
食べないことも吐くことも私は自傷行為だと思ってるので
自分を傷つけないといられない心の声を聞いてほしいし
頑張りすぎてる方には意識して肩の力を抜いて生きてほしいです。
摂食脳は手ごわいから
闘うより「慰めながらうまく付き合う」くらいのスタンスがいいかも(o^―^o)
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おわり