「この子(アイ)は私の者(私の人:ネ サラム)なのだから。私の者は私が食べさせる(必要な物を与える)。ゆえに礼曹参議(エジョチャムイ)は気にするな(心配するのはやめろ)。」
ヨンの断固とした言葉に、ユンソンは苦笑いを浮かべた。
「相変わらず臣(シン:私)には冷たいのですね。」
「用が済んだのなら下がりなさい。」
「・・・・でしたら(ハオミョン)、今日はこれで失礼いたします。」
しばし躊躇ったユンソンは、ラオンへと目で挨拶をすると、後ろへと下がった。ユンソンの姿が目の前から消えるなり、ラオンは訝し気な視線でヨンの方を振り返った。
「なぜそのように冷たくなさるのですか?礼曹参議(エジョチャムイ)は邸下(チョハ)の従兄弟ではないですか?少しは温かく接して差し上げてはいけないのですか?」
「そのためこのように接するのだ。」
「それはどういうことですか?」
「深い事情までお前が知る必要はない。」
「お二人の間にどのような事情があるのかは存じませんが、そのように冷たい目はなされないでください。」
「お前が好意を持ったからと言って、皆が良い人だと考えるな。宮殿とは、お前の考えているよりもずっと危ないところだ。」
「何か意味深長なお言葉のように聞こえます。」
「特別な意味はない。ただし・・・・。」
「ただし・・・?」
「宮殿では理由のない好意など存在しない。」
「それならば、花草邸下(ファッチョチョハ)の私にくださるご好意も、何か意図のあることなのですか?」
無意識のうちに不満げに言ってしまったラオンは、すぐに自分の口を手で押えた。幸い、ヨンは深く考えてはいなかった。
「意図か・・・。確かに、そういうこともありえるな。」
堪えられずに漏れた笑みが、ヨンの口元に広がった。
「もう行くぞ。」
突然、ヨンがラオンのか細い手首を掴んで歩き出した。
「どちらへ行こうとおっしゃるのですか?」
「言わなかったか(マルハジ アナンヌニャ)?私の傍を一歩も離れてはならぬと。」
「はい?」
「今三歩離れた。二歩こちらへ近づいて来ないで何をしている?」
「ちょっと待ってください(チャムシマンヨ)。」
ラオンがヨンの歩みを止めた。
「邸下(チョハ)のお傍をお守りするというのは、もしや、夜もお守りすると言う意味ではありませんよね?」
「夜には私を訪ねて来る使臣はいないと言うのか?」
「では、私はどちらで寝ればよいのですか?」
「むろん(タヨニ)・・・・私の寝所だろう。どちらがどこだというのだ。」
「ですから・・私に花草邸下(ファッチョチョハ)の寝所で寝ろとおっしゃっていらっしゃるのですか?」
「そうだ(クレ)。そういうことだ(クロン マリダ)。」
今、かなり危ない発言をされたのではないですか?
しかしラオンの心の中など知る由もないヨンは、彼女の手首を掴んだまま、歩き始めた。
「早く寝に行くぞ(オソ チャロ カジャ)。ややもすれば、ここで夜を明かすことになる。」
ヨンに手首を掴まれたまま、ラオンは従順について歩くしかなかった。
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「この子(アイ)は私の者(私の人:ネ サラム)なのだから。私の者は私が食べさせる(必要な物を与える)。ゆえに礼曹参議(エジョチャムイ)は気にするな(心配するのはやめろ)。」
「相変わらず臣(シン:私)には冷たいのですね。」
・・・・・・。
自分に優しくしてくれたユンソンが邸下にあんまりにも冷たく言われていて、
どんな顔で見てたかな?ラオン。。。(*´?`*)。o○
ラオンに目で挨拶して去るユンソン
を、恐らく睨んでるであろうヨン
「そんなに冷たくなさらなくってもよいじゃないですか」
むか。
宮殿はお前が思ってるよりもず~~~っと危ないんだよ。
宮殿では理由のない行為なんてない!
・・・・。
じゃあ邸下の私への御好意もですか?
・・・あ。(*>艸<*)
(何言ってんの?私・・・) (笑)
にま。
そうとも言えるかもな。
さ、寝に行くぞ?
どこにですか?
寝所。
!?????
私もでございますか????
もう忘れたのか?
ずっとそばにいろと言ったろ?
ほら。もう3歩も離れて!!!
2歩近う寄れ。
???
足もぴったりと。
これでも離れすぎだって(笑)(笑)(笑)
いま、かなり危ない発言をされたのではないですか???
・・・寝所に寝に行くって!!
ラオンも寝所で寝るんだって!当然。
危ない~~~~~~(笑)(笑)(笑)キター Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!
皆さんの予想は・・・どうでしたか??(笑)(笑)あはははは
ちなみに、ネサラミダ。
『私の者(人)だ。』という台詞は、どこで出てるかな?調べてみましょうね~☆実は原作は結構最初の方から何度か出てるんですよ!
ドラマのインパクトが強いですがね(*^▽^*)原作ではどの辺に出て来たか・・・覚えてる人いるかな??
次の題名は、『十二. いったい今、何が起きようとしているの?』です。。。
どぎまぎどきどきの会です~(笑)
今度はユンソン後、ヨンの番!!
あの名シーン再び(笑)(ドラマはほとんど全て名シーンですもんね(笑))
で、笑えることあり(笑)
お楽しみに♪