二十三.花草書生の弱点(2) | のあのあlife

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『雲が描いた月明かり(구르미 그린 달빛)』に史上最強にどハマリしてしまい♡2017年も自分の勉強兼ねて原作小説を翻訳しつつ、パク・ボゴム君とキム・ユジョンちゃんのボユカップル、密かに熱烈に応援中です~♡(笑)
2021年4月、またこのブログ再開します☆

店の中が急に賑わうと、笠(サッカッ)を深くかぶったビョンヨンが一歩下がった。

「この店は遅い時間でも客で一杯なのだな。」

低く独り言を呟老いただけだった。どうやって聞いていたのか、待っていたかのように、女主人が彼の前にさっと近づいた。

「普段では考えられないことですよ。」

意味深長な目つきでビョンヨンとヨンを交互に見ていた女主人が、にわかに笑いを噴出した。

「ほほほ。まぁまぁ。私が生きてきた中で、蝶が花を見て飛んでくるのは見ても、花の方が蝶を見て飛びついて来るのは初めて見たわ。」

「それはどういう意味でしょう?」

包装された絹を受け取り、勘定をしていたラオンが聞いた。女主人が、ヨンとビョンヨンを目で合図しながら言った。

「見ても分からないかい?こんなにも遅い時間にあの娘さんたちがここへどうして来たのか?」

「あぁ。」

ラオンは女主人が言っている言葉の意味にすぐに気付いた。気付かないはずがない。呉服屋の中にいる女人たちは、絹を見ることもせず、ヨンとビョンヨンの顔を見ていた。

「私はうちのサンノムだけが顔がいいのと思っていたのに。さらに見た目のいい男たちもいるのね。」

女主人の言葉に、ラオンがぎこちなく笑った。普段頻繁に見ているのでうんと鈍くなったものの、初めてヨンとビョンヨンを見たときは、ラオンも驚きを隠せなかった。それでも、女人たちがそんなにもあからさまに関心を見せると、ラオンは今更な目つきで二人を見つめた。ところで・・・・。

花草書生とキムヒョン、すっごく窮屈そうね。

ヨンは女人たちが投げてくる色目に、不機嫌な咳を連発していた。深く笠(サッカッ)を被ったビョンヨンは、いつの間にやら店の外で静かに立った状態だった。

「用事が終わったなら行くぞ。」

耐えることができないヨンが、ラオンに催促し、店の外へと身体を回した時だった。

「あっ!」

彼に背を見せたまま絹を選んでいた女人一人が、慌てて振り返った彼と肩をぶつけた。ヨンが癖のように、眉間に皺を寄せた。

「今日に限って女人たちとよくぶつかるな・・。」

ラオンについて市場に入った時も、よく、向かってくる女人たちとぶつかった。広い道にもかかわらず、よりにもよって自分のいる方に近づいて身体をふらつかせる女人を思い出すと、ヨンは目を細めた。それだけではなかった。この呉服屋に来る途中、路地の角を曲がった瞬間にも、前を気にせず歩いていた女人が、そのまま彼に向かって倒れ掛かって来たことがあった。早く後ろに身体を引いていなかったら、見知らぬ女人を抱きしめてしまうところだった。

今日だけでもう三度目。偶然にしては出来過ぎたことだった。漢陽(ハンヤン)に住む女人たちが、いっぺんにめまい症にでもかかったのでないのならば、意図的にぶつかったと見れるが、どうしてそうなのかなど、知る由もなかった。考えに浸っていた彼の耳元に、ラオンの声が聞こえて来た。

「女人たちですって?」

何のことを言っているのかと聞くラオンへと、ヨンが簡単に答えた。

「今日、三度女人たちとぶつかりかけたのだ。さっき、大通りでもそうだったし、路地の角でもそうで、それに今度はこの店の中でもぶつかりかけたというのだ。」

ヨンの言葉に、ラオンが首を傾げた。

女人たち?回数は三回だったけれど、花草書生とぶつかりかけた女性は、たった一人だった。しきりに冷ややかなヨンの表情と、その全身から漂う高貴な気運に、後をちょろちょろついてくる女人も多かったが、容易に近づく女人はいなかった。それでも勇気を出した女人は、ただ一人だけだった。それなのに、なぜ女人たちなの?

「今、冗談をおっしゃったのですか?」

「冗談?何の冗談だ?」

ヨンの目は、ラオンの言っていることが全く分かっていない風だった。

「ぶつかりそうになった回数は三回でしたが、花草書生がぶつかりそうになった女人は、たったお一人

方だけでした。」

「別人ではなかったのか?」

ヨンの美麗な顔がいぶかしげに歪んだ。

「お前が間違えたのではなく?」

「同じ人でした。」

ヨンの瞳が揺れた。いつも冷静さと平静さを失わない花草書生に、初めて見る戸惑いだった。

 

 

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・・・・・何人もやたらぶつかってくると思ったら・・・・

   ・・・一人だと・・・?

 

美しい顔だなぁ・・・・

 

・°・(ノД`)・°・

 

そりゃぁ・・ぶつかりたくなっちゃうかも!!!←

いやいやいや・・

   やっぱりこんな人たちが歩いてて・・・ぶつかれる??

 

無理です無理です~~~~★

 

ラオンの傍ではな~~~ぜ~~~か、

    冷静さ、威厳、高貴さが半減(?)しちゃいますが・・・

畏れ多いですっっ!!

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あ。でも寝姿なら、夜通し見てられるかも♡♡…(*´?`*)。o○     

 

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こ~~~んな、可愛かったらね~(*´艸`*)

  ぶつかりも、見つめも、できますがね~~♡(*ノェノ)キャー

いやいや。

 

本当に可愛すぎです♡(*´艸`*)

 

あ、話はぶれました。

 

ヨン・・・女人たち?

   ぶつかったのは一人?

 

そっくりさん三人??

 いやいや。

 

どういうことなんでしょうね?

  >>>>題名。

 

(笑)

いつも亀更新にお付き合いありがとうございます(T▽T;)