多忙な第2水曜日である。午前中エッセイ教室、午後からフラダンスの日だった。残念なことに今日でエッセイ教室が終了となる。受講生の減少により、このカルチャー教室を経営していたコープカルチャー事業所が、徐々に閉鎖されることになったのだ。まあ、仕方ないことである。

 

 ちょうどコロナの頃、2021年からエッセイ教室に通い始めたので、丸3年経過したことになる。講師のN先生、80歳、男性(故郷が同じ大分県で驚いた)にたくさんのことを教えていただきながら、楽しんできた。月1回、2時間の教室だけでなく、その後のランチでもいろんな話をして、先生の博識なところ、視点の鋭さ、今でも現役でアパレルと関わって開発に携わっているところなど、尊敬するところがいっぱいなのである。

 

 そして、一緒に学んできたTさん。いつも笑顔で、彼女の美しさも大好きなのだが、文章が分かりやすく簡潔で、ユーモアとウィットにとんだエッセイがとても上手なのである。いつも凄いなーと嫉妬している。

 

 それから、最近入られたOさん。淡々としていて、でも時に書いてることが、大胆ではっきりしていて、彼女の文章を読んでいるとなぜかすっきりする。不思議な魅力の持ち主なのだ。才能のある方なので、これからが楽しみである。

 

 今後については、先生の発案で、少数精鋭ではあるが、別の場所を借りて、エッセイ教室を続けていくことになった。始まるのは、少し間があき、9月からになりそうである。知り合いに声掛けして、エッセイ仲間を増やしたいと思っている。私も、ますます精進して、人の心の琴線に触れるエッセイが書けたらなと思っている。

 

 今日、N先生が持ってきてくれた参考資料に、司馬遼太郎の「街道をゆく夜話」より、「大垣ゆき」の原文抜粋があった。この文章の中に「胸がいたむほどに、水が瘦せていた」や「われわれはかりそめの野にきわどく文化と歴史を築いてきたのである」というくだりがあり、皆ですごい表現だねと言いあった。司馬遼太郎、まだ、一冊も読んでいないので、これから読んでみたい作家である。まだまだ、未熟な私。それを知ったことだけでも良しとしよう。よーし、これからも前に進むよ!

 

スピッツの歌は不思議な歌詞が魅力的ですよね。

スピッツ 「運命の人」

いつも読んでくださりありがとうございます。

あなたの幸せを祈ってます。