本日は、娘家族たちと一緒に奈良の長谷寺へ紫陽花をみにでかけた。いつものように、娘婿が運転してくれて、朝から車で夫と私をのせて、出発した。

 

 パンフレットによると、長谷寺は、山号を豊山(ぶさん)と号し、686年に道明上人が天武天皇のために、初瀬山(はつせやま)西の岡に安置したことにはじまった。その後、1588年、専誉僧正(せんにょそうじょう)がご入山されて真言宗豊山派の総本山として、西国三十三所第八番札所として、四季を通じて「花の御寺」として、多くの人々の信仰を集めていると記されている。

 

 春は、桜に始まり、牡丹、しゃくなげ、花菖蒲、紫陽花、百日紅、もみじと四季折々、楽しむことができる寺なのである。娘家族も私たち夫婦も初めて訪れたが、本堂へと続く登廊(のぼりろう)といい、そこにつるされている長谷型灯籠といい、とても風流で歴史を感じさせるたたずまいであった。

 

 地植えの紫陽花は、もう少しで満開を迎える感じだったが、石段に並べられた鉢植えの紫陽花が色とりどりで、種類も豊富で目を奪われた。スマホやカメラを手にした観光客でごった返していて、あちこちで撮影会が行なわれていた。紫陽花ってこんなに種類があったんだなと気づかされた。

 

 長谷寺で御朱印をいただいたのだけど、書いてくださった僧侶の方が、ものすごいイケメンで、笑顔が爽やかで、優しくて、達筆で、思わず顔がにやけた。多分、私の目が、ハート形になっていたと思う。あとで娘も「すごい、ステキな人だったね」と言っていた、笑。

 

 お昼ご飯に食べた、三輪ソーメンのおいしかったこと、夕ご飯に買って帰った柿の葉寿司のさっぱりした風味に、満足であった。ああ、幸せな長谷寺の一日でした、合掌。

 

この歌は、鎌倉の紫陽花の歌ですね…。

浜田省吾 「紫陽花のうた」

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