昼から童謡コーラスに行った。今日指導してくれたのは、オペラ協会、藤原歌劇団所属のテノール歌手、海道弘昭先生だった。海道先生は、たしか今年の初めころに「ニングル」の舞台で主演を務められたと記憶している。彼は、またまた、オーデションを受けて、牛若丸の役をゲットし、東京の舞台に立つというのだ。すばらしい!

 

 彼は、体も大きくて、声量もあり、エネルギーに満ち満ちていて、私たちにパワーを惜しみなく与えてくれるのだ。今、まさに脂ののった青年といったところだろうか。ニコニコ笑顔で、大きな声で、汗をふきふき、私たちの歌声を後ろからドーンと支えてくれているようで、とても心強い。彼には、大勢の人たちをひきつける引力があるように感じた。

 

 イタリアで2年間、オペラの勉強をしたという彼が、童謡曲集の中の「サンタルチア」を指導してくれた。「サンタルチア」の日本語の歌詞の下段に、イタリア語が書いてあり、「みんなで歌ってみましょう」となり、海道先生に先導してもらいながら、歌った。途中で巻き舌で抑揚をつけたり、最後のサンタルチア!では、声を張り上げながら歌い切り、気持ちよかった。みんなイタリア人になりきっていた。たまには、日本語以外でも歌ってみると、また違う自分が発見できておもしろい。たとえば、英語、フランス語、ドイツ語とか、チャレンジしてみたい。

 

 童謡コーラスに入って、半年が過ぎた。自分の息子と同年齢くらいのいろんなイケメン(?)の先生たちにも会えるのも楽しみでもあるが、この頃以前より、声が出るようになったのが嬉しい変化である。声は、出せば出すほど出るようになるのだ(そのとおり!)。もっと、もっと、きれいな声が出せるように、しっかりお腹に力を入れて、口角あげて歌っていくぞ!

 

 私、66歳。知らないことばかりだし、してみたいことがいっぱい。これだから、生きてるのが面白すぎて、人間やめられない。行けるとこまで進みましょう!

 

この声に癒されますね。生きていてほしかったな…。

大瀧詠一 「夢で逢えたら」

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