朝、早起きして、庭の様子を眺めていた。今日の我が家の庭の主人公は、ゼラニウムの花たちだ。プランターに植えられたピンクとオレンジの花がしゃんと背筋を伸ばし、「どうよ私たち、きれいでしょ」と競い合うように咲いている。「君たちは素敵だね、輝いているよ」と声を掛けると、ゼラニウムたちは、こう教えてくれた。「どんなものも、輝く一面があるのよ。だから自信を持って堂々と生きていけばいいのよ」と。そうだよね、その通りだ。私は、人も動物も植物も一生懸命な姿を見て感動する。がむしゃらな姿が美しいと思う。だから、今のこの時を一生懸命に、自分のできることを努力していこうと思うのだ。

 

 そんなことを朝、考えていた。そして、午後からフラダンスのリハーサルに行った。今回の舞台では、「プアキエレ」と「プアリリレフア」の2曲を踊る。2曲とも30名くらいの大人数で、隊列を変えながら踊る。初めて衣装を着けた。白のフリルブラウスにオレンジスカート、頭に白い大きな花、首には花のレイを掛けると、さながらおとぎの国からやって来た白雪姫のようだった(ちょっと褒めすぎかな)。

 

 久しぶりに合流した他教室の先輩たちのパワーで、リハーサル会場の熱気がすごかった。2時間のリハーサルを終えると緊張感からかのどがカラカラになった。いつもの仲の良いメンバーで4人で、「おつかれさま」と言いながら、タリーズでコーヒーを飲んだ。3ヶ月ぶりに会ったので、お互いに近況を話して、「本番の日にまた会おうね」と言って別れた。長い一日を終えて、心地よい疲労感が残った。

 

ラジオから流れてきた歌です。5月の歌かな?

秦基博 「五月の天の河」

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