5月になった。今日は朝から雨模様である。そういえば、新潟旅行中はずっと晴れだった。新潟から大阪空港に戻ったら、小雨の天気だった。帰りの飛行機はジェット機だったので、予定より20分も早くついて、こんなこともあるのだと驚いた。プロペラ機よりジェット機は速度も速く、高度も高いので、かなり揺れたし下界の景色も見ることが出来なかった(通路側の座席だったので、どっちにしても窓からの景色は見れなかったのですが)。

 

 今まで旅行中に雨に打たれたことが無い。一回だけあった。それは、コロナ禍の2020年、城崎へ、夫と二人で旅行した時であった。今もはっきり憶えている。豊岡カバンで有名なカバンストリートを歩いた時、土砂降りだった。それだけかな?雨の中、旅した思い出は、他にない。でも、次の日には晴天となった。

 

 城崎がとにかく好きだ。志賀直哉が好きなので、それも影響しているかも知れない。温泉街の雰囲気、柳の木が揺れる川沿いの景色、それを見ているだけでも癒される。初めて城崎へ行ったのは、松葉ガニ(ズワイガニ)が、シーズンのころ、JRを使って訪れた。日帰りだったので、宿で急いでカニを食べて、内湯に入り、帰るという強行軍であった。2回目に行った時は、車であちこち寄り道しながら行った。雨の中、豊岡カバンストリートで買った、馬革のリュックは、今でも大切に使っている。ただ、革なので雨に濡らしたくないので、日常使いはしていない。

 

 志賀直哉のように、城崎でゆっくり1ヶ月くらい滞在したいのはやまやまであるが、庶民は、一泊二日の旅行である。ゆっくり散歩して、お湯めぐりして、山に登って、ボーとできたら、よい文章が書けるのかな?短編小説「城崎にて」が、発行されたのが、1917年という。100年前の城崎はどんなところだったのだろう。こんなに観光化されていなくて、静かなところだったのだろうか。タイムマシンで、100年前の城崎に行って、志賀直哉に会ってみたいと思うのは、私だけなのだろうか。また、城崎、訪れたい。あなたは、どこの温泉地に行きたいですか。

 

私がいつも聞いているラジオ、FM802から流れていた曲です。詩が最高にいい!

Radio Happy Willows 「はなむけ」

いつも読んでくださりありがとうございます。

あなたの幸せを祈ってます。