庭のジューンベリーの可憐な花が満開を迎えつつある。その白い花を見ていると、日本画の世界に迷い込んだような感じになる。白くて小さな花の塊は、けがれない小さな妖精たちのようで、気高く、清い。私もこの花のような存在で、この世界にいられたらと切に願う。

 

 振り返ると、20年前の私は、誰かにすがったり、何かに頼ったり、とても他人軸だった。人の意見に惑わされ、いろんな人の話にうなずいたり、自分を持たなかった。自分の望みをかなえたくて、風水に頼ったり、占い本の通りに生活してみたりした。

 

 だけど、そんなふうに願って何かにすがっても叶わないことに気がついた。本当は、大切なものは自分の内にあった。それに気づいて、物や人にすがる自分をやめた。自分の心の中にある信念をずっと持ち続ければ、どんなことも乗り越えられる。

 

 たしかに、いろんな災いや不安が押し寄せるけど、自分は乗り越えられると信じようと思った。ある時、私は大切にしていた風水グッズを全て捨てた。何か良からぬことが起こるかも知れないと不安がよぎったが、何もなかった。私は大丈夫。何も依存しなくても、私がしっかり気持ちを持っていれば大丈夫なのだと気づいた。

 

 きっと、まだ何かに頼っている人は、それが効いているように思うかもしれないけど、自分がそう信じているから、現実がそうなったいるだけ。あなたの軸がしっかりぶれなければ、魔除けや占いや、高い壺を買わなくても、天然石のブレスレットを買わなくても平気なのだ。大事なのはあなたの強い心。とても難しいことを伝えてます。誰かに諭されたり、いろいろ言われても、人は変われない。自分で気づくしかないのです。

 

RADWIMPSの宇宙的な歌が好きです。人はみんな、どこかでつながってるよね、そう信じよう!

RADWIMPS 「人間ごっこ」

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