昨夜の我が家の猫、ノア、9歳がすごかった。何がすごかったかというと、ノアが暴走機関車になったのである。「えー、それなんですか?」というそこのあなたー。猫の習性を知らないんですね!猫は、猫にもよりますが、「トイレハイ」というのがあり、トイレで用便をすませた後、突然、走り回ったり、奇声をあげたり、テンションがあがることがあるのだ。初めてそれを目撃した時、「なんじゃーこりゃー」と思った。

 

 昨夜、いえ、今朝の真夜中1時過ぎのノアがその状態であった。ノアは、くさーいウンチをして、テンションがマックスに達した。突如、わが家の狭いリビングと和室を直線に横切って、何往復かしたのだ。あまりのスピードで、何が横切ったのか一瞬、認識できなかった私である。すんでのところで、ぶつかりそうになって、私はベッドに飛び乗って、避難して無事だったのだ。「ノアちゃん、そんなに速く走れたんだー」と私は、口走った。まだまだいけるわ、ノアちゃん、もうすぐ抜歯されるかもしれんけど、「若い者には負けんでー」という気迫を感じた。

 

 夕方に、筋トレしにジムに向かった。筋トレ9000回を目指す81歳のおじいさんが、スタッフの女性に「昨日から、筋肉マントレーナー、ドンさん、見かけないけど、どうしたの?」ときいていた。女性スタッフは「辞めたですよ」と小さな声で答えていた。「えー、そうなんかー」とおじいさんが、驚いている。私も驚いて、「ドンさん辞められたんですか?」ときくと、そうらしいなとうなずく。

 

 おじいさんは、今どきは皆すぐに仕事辞めて、転職するもんなと話し出したので、「私の息子もはじめ就職したところを辞めて、今の職場にいますよ、36歳ですけどね」と言うと、「へー、あなたはそんな大きな子どもいるの!小柄で可愛らしいから、もっと若いかと思ったわ」と、めずらしく褒めてくる。「わたし、66歳なんですよ」と言うと「そんな年にはみえないわ!」と。私はちょっと嬉しくなって「ありがとうございます!」とお礼を言う。

 

 そこへ、もうすぐイスタンブールへ旅に出るSさんがやってきて、筋肉マン、ドンさんの話で盛り上がる。おじいさんとS女史の会話が、ズバズバなんでも言い合っていて、面白すぎた。私は、この人たち好きだわーと思いながら、二人の顔を見て笑っていた。結局、ジムに入ってから、この二人と40分位ずっとしゃべっていた、笑。やっぱ、私、人間が好きです!動物も好きだけどね…。

 

やっぱ、ビッケの歌も好きです!悩みも春風で吹き飛ばせ!

ビッケブランカ 「ウララ」

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あなたの幸せを祈ってます。