例年なら全国で桜の開花が聞かれる頃なのに、春は足踏み状態である。ここ数日は、雨模様ですっきりしない天気が続いている。それでも、卒業式に出るはかま姿の女子大生をみると、別れと出会いの春はやってきていると感じる。そして、4月になると、新入生、新社会人の姿を見ることになる。

 

 春はあわただしい。孫のもも子も4月から小学生。自宅のマンションから小学校まで歩いて30分くらいかかる。今日は、その道順を娘婿、もも子、娘、私、夫で一列になり、歩いた。この先、学童保育に入るとしても、学校まで迎えに行くこともあり、スクールゾーンに沿った道順を、しっかり覚えるためであった。

 

 もも子は、小学校までの道を歩きながら、始終、喋りっぱなしで、そのたびに歩くのが遅れる。娘から「ももちゃん、歩くのが遅いよ、前の人と間を開けないように」と注意される。それでも、なんとか小学校までたどり着き、「おつかれさまー」ともも子とハイタッチして、娘たちと解散した。私は、歩きながら「もも子大変だなー、途中でトイレ行きたくなったら、どうするのかなー?」とか考えていた。

 

 娘家族と別れて、もうお昼近くだったので、夫と二人で近くのガストでランチした。この店は、かつて私が大学生協で働いていた時、仕事仲間と仕事帰りによく立ち寄って話をしていた場所だった。

 

 時代の流れで、席に着くと、注文はタッチパネル、配膳は配膳ロボット、支払いはセルフレジとなっていた。夫と二人で、冷や汗をかきながら、まごつきながら、なんとかクリアーした。いやー、非接触の推進や効率化、人手不足を補うためとはいえ、この先、どれほど私たちお客が、働かされるのだろうと思ったのであった。

 

どこまでも優しいこの人の曲に癒されます。センスの良さを感じますね。

大橋トリオ 「カラタチの夢」

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