ぼちぼち花粉症の季節だという。今年はやはり暖冬なのか、厳しい寒さがそれほどないような気がする。春の訪れも早いようだ。我が家の冬枯れの庭も少しずつ変わりつつある。

 

 昨年、葉牡丹の横にチューリップの球根を植えたのだが、わずかに芽が出始めた。冬の間、まったく姿を見せなかった水仙が、葉を伸ばしつつある。分根で繫殖したせいか、まとまって咲くので、小さいながら黄色の花が華やかに見える。例年は、ほとんどなくなっている南天の赤い実は、まだしっかり枝に残っている。南天の実を食べつくすといわれているヒヨドリの姿を見かけない。どうしてだろうか。

 

 私は最近お腹がすく。これは、もしかしたら、春を迎えるために細胞が栄養を欲しているからかもしれないと思った。たとえば、冬眠から目覚めた熊のように。えー、君はいつも季節関係なく、お腹すいてるって言ってるよねとか、いわないでね、笑。まぁーいいかぁー、お腹すくっていうことは、健康なことだよね。だから健康ということで、許したまえ。

 

 今日も筋トレをしにジムに行った。鏡の前で、時々、フラダンスも踊っている。私は、明らかに変人だと思われているけど、気にしない。おなじみの人たちが、ジムに集まっていた。81歳の40年間筋トレしてきたおじいさん、あと、改造したホンダのバイクに乗って来る60歳から70歳くらいのおじさん、筋肉もりもりで、いつもダンベルを持ち上げて「あー」とか「うー」とか声を出している。ジム施設の中は、人間観察をするのに楽しい時間なのである。

 

 話は変わるが、今日は日曜日なので、私が唯一楽しみにしているNHK大河ドラマ「光る君へ」を見た。平安時代の風習や歌詠みにとても興味があり、主演の女優も表情豊かで、好きなのである。今日の放送の中で、漢詩の会があったのだが、道長の歌がよかった。そして、最後にまひろに宛てた文の歌も、胸にしみた。「ちはやぶる 神のいがきも越えぬべし 恋しき人の みまくほしさに」この解釈は、皆さんで調べてみてくださいね、宿題です。

 

優しい歌の雰囲気が好きで、この歌の情景が目に浮かびます。

ハンバートハンバート 「永遠の夕日」

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