朝日新聞の土よう別刷beをよむのが好きだ。私の好きな記事が幾つかあるからだ。まず、お悩み相談の記事。人のお悩みを読んで、へぇーこんなことで悩んでいるのか、私だったらどう答えるかなと考える。次に連載漫画、コロコロ毛玉日記。猫と飼い主の面白おかしいマンガ。あるあるネタだよねと笑える。

 

 みうらじゅんさんのコラムも面白い。本人が描いたおしゃれな絵と文章がセンスあるのだ。そして、数独パズル。暇な時に頭を使って解いていくとボケ防止になるなる。

 

 一番の楽しみは、4人の有名人が週替わりで書いているエッセイ。私は、作詞家の松本隆さんのしか読まない。他の方の文章は読んでも面白くなかった(ごめんなさい)。私は、自分が面白いと思う文章しか読みたくないのだ(本当に他の方ごめんなさい)。これは、私の好みの問題だから気を悪くしないでくださいね。

 

 今回の松本さんのエッセイの中に、歌謡曲にあまり関心が無かった彼に、それ以上関心が無かった細野晴臣さんが、聞くようにと勧めてくれた歌謡曲が二つあったと書いてあった。一つが島倉千代子の「愛のさざなみ」作詞なかにし礼、作曲浜口庫之助、もうひとつが西田佐知子の「くれないホテル」作詞橋本淳、作曲筒美京平だという。

 

 どちらの曲も今聞いても、古くなく、1970年代の歌謡曲としては、洋楽っぽいハイセンスな曲に聞こえる。特に私は、「愛のさざなみ」を少し前に聞いた時、衝撃を受けた。これ、名曲じゃん!って、感動したのだ。

 

 そして、松本さんがチューリップに提供した「夏色のおもいで」、という曲が筒美京平さん(くれないホテルの作曲家)の目に留まり、一緒に曲を作るようになったらしい。ある時、筒美さんが連れてきたのが、C-C-Bの故・笠浩二さんで、あの独特の声をいかした「Romanticが止まらない」が生まれたのだという。これは、曲が先に出来たらしい。ふーん、そうなんだーと納得していくエッセイで、次も4週間後楽しみにしています。

 

そんなわけで、今日はこの曲を聴いてみましょう。

C-C-B  「Romanticが止まらない」

いつも読んでくださりありがとうございます。

あなたの幸せを祈ってます。