✳️肝臓の働き✳️
血液を作る
カラダに必要なたんぱく質の合成、栄養の貯蔵
アルコール、食品添加物、薬など分解して解毒
食べ物の消化に必要な胆汁の合成、分泌
血糖値をコントロール
働きは多岐に渡り500種類以上の機能を担っているそうです。

📍東洋医学の肝
肝臓の働き➕全身の「気」のスムーズな調整をする(疏泄機能)、血液を貯蔵し、血流をコントロール?(蔵血作用)、自律神経の働きを調整。

🔹肝は樹木の性質として例えられる🔹
大地の養分を吸い上げて、太陽のエネルギーを吸収して育ち、空に向かって枝葉を伸ばし広げる性質。
気血を体の中から体の隅々まで巡らせる。

▪️蔵血作用→→心と肝のバランスによって血液循環が保たれ、心の動きが不足すると血の巡りが滞り、目や筋(靭帯、腱)にも症状があらわれる。

▪️疏泄(そせつ)作用→→伸びやかな上昇性があるので、臓器、組織の気を巡らせている。
肺の「下げる働き」によって気の流れのバランスをとる。


肝の働きが強いと…
目のかすみ、充血、めまい、偏頭痛、喉の異物感、腰痛、歯ぎしり、歯肉炎

肝の働きが弱いと…
消化不良、下痢、耳鳴り、筋力が落ち手足の痙攣やしびれ、こむら返り、爪薄くなり割れやすい

肝の不調で…
自律神経が乱れ、月経異常、貧血、蕁麻疹、眩しくて目を閉じていたい

✴️五行思想(古代中国に端を発する自然哲学)✴️

五行→木
五季→春
五悪→春
五竅→目
五主→筋
五色→青
五味→酸


肝の働きが悪いと怒りっぽくなります。
焦り、イライラしやすくなります。


怒りは正しさや体のリズムを守る大切な感情です。

怒りを深く掘り下げていくと…
【分かってほしい】という感情に行き着きます。

なぜ?どうして?
理解を得られない寂しさ、悲しさの感情、傷ついたという叫び。

怒りの感情が強い時は肝臓が疲れている時。

怒ると「頭に血がのぼる」という言葉があるように血液が上に上がってしまって、肝臓に充分に血液が回らなくなる。

✏️『寝る』こと、『肝臓マッサージ』をする

充分に睡眠をとれば肝臓にしっかり栄養が補給されます。
アルコール、食品添加物、薬の取りすぎ、食べ過ぎは肝臓がフル回転しないといけない状態です。
怒りに任せて、アルコールや食べ過ぎには注意が必要ですね。

肝臓マッサージは右側肋骨下辺りをマッサージしていきます。
肝臓は全身の血液が通過する臓器で言わば血の塊ですね。
マッサージで弱った肝臓をほぐすことで肝臓の機能が活性化します。

肝臓マッサージのやり方はネットで調べてみてくださいませ。

肝臓は自律神経と深い関係があるのでゆとりを持つことを意識したいですね☺️