✳️『水』とは‥✳️
血液以外の身体の全ての体液の事を言う。
(汗、唾液、尿、関節液、リンパ液、涙)→津液


📍水を使った言葉
水と油、水に流す、水に慣れる、水を差す、水を得た魚、水入らず‥‥など。

🔹水が滞ると‥
頭痛、カラダがダルく、重く感じる。
めまい、立ちくらみ、天気によって体調が悪化、
鼻水、痰、手のこわばりや関節痛、食欲不振、下痢、手足の冷え、吹き出物、朝の調子が悪い

▶️水の代謝が悪く、水の排出が滞る。
血虚でカラダに栄養が回らず、本来、血で満たせるところに水が入って溜め込み冷えが生じる。
水毒(水滞)と呼ばれる。
受け身で心配性な性格の人が多いと言われています。


🔹水が不足すると‥
全身が乾燥する。髪がパサつき、肌荒れ、目や口が乾きやすい、粘膜も潤いが無くなるのでカゼひいたり感染症にかかりやすくなる。
代謝が上手く出来なくなるので熱がこもりやすい。
津虚(しんきょ)と呼ばれる。

♦️日本という土地は島国で周りが海に囲まれています。大陸だと乾燥しやすく水分補給もこまめにが必要ですが、日本人には水分補給の仕方に注意が必要です。

植物も水をやりすぎると根腐れするように、ただ水分を摂取すれば解決するということではないんですね。

✴️胃腸の調子を整えよう
『血』でも書きましたが、先ずは胃腸を元気にして水はけの良くする事が大切です。
胃腸の調子が悪いのに水をガブガブ飲んでも意味がないのですね。

▶️冷たい食べ物を取りすぎない。
夏場、暑いからと冷たい食べ物ばかりだと「陰」が溜まっていき、体質として冷え性になります。
夏の過ごし方で春、秋、冬の体調が決まります。
クーラーの温度と室外の温度も差があり過ぎると冷えが生じやすいカラダになるので夏の過ごし方には気をつけましょう。

▶️甘い物を控えましょう
甘い物の食べ過ぎは「腎」の働きが弱くなります。
「腎」は『気』を貯える場所でもあり、水分を排出する場所です。
何だかダルいな‥と不調を感じる時は糖質を少し減らしましょう。

✴️『気』『血』を増やしましょう
気滞、気虚、血虚、瘀血が水の代謝を鈍らせます。
特に『気』は『血』『水』を巡らせる大切な役割があります。

📍気象病
梅雨時期や雨☔や台風🌀で体調が悪くなる人が増えてきています。
東洋医学の解釈では、湿度の変化で水はけが悪くなり、気圧の変化で気の状態が変わるというふうになります。

📍津液(しんえき)
▶️津→→リンパ液や血液中の水分など流動性の大きいもの
サラサラしていて主に体表部分を潤す

▶️液→→関節液や髄液など流動性が小さく限局性のもの
ゆっくり流れ、髄や骨を潤す、目・鼻・口の粘膜も潤す


✏️この津液の意味が分かれば、水毒によって、リウマチや関節痛、アトピー、アレルギー疾患、喘息などを引き起こすことになると分かりますね☺️