私の友人で、

清純魔性な雰囲気を持つA子に

昔言われた言葉で、ものすごく印象に残っていること。

 

「女子の恋愛はさ、一回スタートしたら、モンキーバー(遊具の雲梯・うんてい)みたいなもので、落ちる前に、すぐに捕まらないと落ちちゃうからね〜❤︎」

 

翻訳すると、

女子の恋愛は、一回スタートすると(彼氏なり、パートナーができると)、次の一手を用意しておかないと恋愛戦線から落っこちるとのこと。

 

清純魔性な魅力で若い頃は年上男性をメロメロにしていたA子は、25歳で、

 

 

「ウェディングドレスは若いうちに着たい❤︎」

 

 

という言葉通り、

和装・洋装・お色直しのドレスもある

とっても豪華なホテルウェディングをしたのち、同年代の外国人の旦那さんと海外駐在で色々な国をまわりました。

 

 

A子の言葉だったり、

恋をすると綺麗になるだったり、

 

 

それ以前になんていうか恋愛の駆け引き的な世界に身をおいていないと、それはそれで勘はにぶるというか。

 

 

適度に男子との駆引きのある海で泳いでいないと、私は恋愛の海の底に沈んで二度と浮上はしなそうで。

 

 

実際に10年彼がいない、とか。

40歳の時の彼との別れを境に

それ以降全く恋愛していない会社の年上の女性とか。

 

 

そういう話を聞くと、私もここで一旦手を離したら、落っこちてしまうのかなと思ったりして。

 

 

そんなのって恐怖!!

だから今頑張ろう!!

 

 

「なんか今の恋愛、雲いきあやしくなってきたから今のうちにちょっと出会いの場にいっておこ」

 

 

「私に好意ありそうな男子、そんなにきっぱり断る必要もないかな、ご飯位いっとくか」

 

 

そんな感じの感性で30代を過ごしていた気がいます。

 

今も昔も、

そういう感じで恋愛の海を泳いでいる女性は大勢いると思いますし、実際にそれが功をそうして大物ゲット!

 

みたいな恋愛強者の女性もいるでしょう。

 

 

 

今振り返ってみると、

恋愛強者女性と私の違いはというと

 

彼女たちはもっと自分の感覚に重きをおいて行動している気がするし、相手次第でなく、あくまで諸々自分都合で、他もいるから余裕があるし。ここがだめでもまだ次もあるし!

 

みたいなもうちょっと軽い感じ。

 

私は、一応恋愛の海には入ってもいるし、

溺れないように泳いでもいるけれど、

判断・価値基準が自分の感覚というより、

 

 

「こういう風に在るほうがいいらしい」

 

という、

 

世間だったり、他者に標準をあわせたものだったので

 

 

結局のところ、自分を確認するには、いつも自分以外の私を照らしてくれる第三者の鏡が必要だったし、鏡がないと自分の立ち位置とか姿がよくわからない気がして。

 

 

という迷走を続けていた気がします。

 

 

そうは言っても、

時間にも限りもあるし、

泳ぎも止めることができない海に

20代から40代までを泳ぎ続け

 

 

私は一旦モンキーバーから落ちてみて

 

 

本当のところ、私はなにが欲しいと思っていたんだろう?

 

 

っていう段階を恐る恐るでも、

やってみたことがいいのではないかと。

 

だって、こんなに結果でてないし?

(理論の組み立て間違えた?)

 

 

ようやく

今になってみて思うのでした。