3年前のことですが、派遣のバイトを
していました。
イベントスタッフや倉庫作業、
工場のライン作業など、色々やりました。
この手のお仕事、本当に大変ですよね。
輸入物の段ボールを開ける作業は、
手が真っ黒になったり。
疲れすぎて、晩御飯で入った、
丸亀製麺で寝落ちしちゃったり。
※うどん食べてたら、気絶していて、
気づいたら2時間経っていました。
今日は、当時、思ったことを、
ちょっと紹介します。
スーパーの改装工事で働いたときのこと。
工事現場のお仕事です。
朝、9時から働き始めました。
10時半。一回目の休憩です。
12時。お昼休憩。
14時半。3回目の休憩。
16時。四回目の休憩。
18時。終了。
初めての日、びっくりしました。
今までの、お仕事に比べて、
休憩の頻度が明らかに多い!
2時間に一回は必ず休む。
どうしてでしょう?
工事現場のお仕事は、ミスが命に関わります。
まあ、工事現場って言っても、
派遣スタッフのやることなんて、
簡単な設営や、物資の運搬だけ。
そんな危険ではないです。
ですが、工事を生業にしているプロの方々は
危険な作業をしています。
「この作業はね、気をつけないと、
ヘルメットしてても、頭かち割れるよ〜」
そんな話を聞きました。
現場には、そうした危険な作業をしている
人たちもいるのです。
ですから、集中力が切れないように、
休憩を小まめに挟みます。
お昼休憩のとき。
汚れた作業着のまま、
レストランに行くわけにもいきません。
みんなでコンビニに行って、昼食を
買いました。
おしゃべりしながら、現場に戻ります。
さて、お昼ご飯は、
どこで食べればいいんでしょうか?
工事中のスーパーの中?
いや、それはないですよね。
じゃあ、どこで食べようか?
スーパーの駐車場で座って食べます。
これしかないです。
「行儀が悪い」
「汚い」
そう思うかもしれません。
(以前の僕は、そう思ってました。)
でも、この状況で、
それ以外の選択肢、無くないですか?
道を歩いていると、
たまに工事現場の人達が休憩している所を
見かけます。
駐車場に座り込んで、コンビニ飯。
それも真昼間から。
今まで、何も知らなかった僕は、
そうした人達を見て、
「ちょっと怖いな」
「ガラが悪そう...」
「しかも休憩多くない?」
「お仕事休みすぎでは?」
そんな、悪いイメージを持っていました。
ですが、実際に自分でやってみて、
「全然、違うじゃん!」
「お仕事頑張ってくれているんだな」
そう理解できました。
やっぱり、当事者にならないと、
どうしてもわからないことって
あるのですね。
「え、それだけ!?」
「中学受験と全然関係なくない?」
ええ、そうです。
中学受験するような「賢い子供たち」には
全く関係のない話。
小学生の頃からガッツリ勉強して、
賢い同期が集まる中学校に通い、
優秀な大学に進学して、
ホワイトカラーの仕事に就く。
そんな子供たちには、一生関係のない話。
大学生になって、バイトするにしても、
塾講師でもやれば、時給は高いし、
職場も綺麗で安全!
わざわざ工事現場で働く
理由なんてありません。
もしかしたら、彼らは、
この先もずっと、こういう話、
知る機会が無いんじゃないかな...
そんなことを考えて、
つい記事にしてしまいました。
次回は、ちゃんと中学受験の内容です。
<八島侑輝のプロフィール>
東京大学農学部の4年生です。
個別塾講師で指導をしていた際、保護者の暴走や、全落ち、受験断念の生徒をみて、
「中学受験の成功のためには、家族の団結が不可欠」と感じ、家庭教師に転身しました。
家族の団結をうながす家庭教師を通して、上手くいかない中学受験に悩むママへ、
あたたかい合格体験を提供しています。
※家庭教師のノアロンは2021年度で終了しました。プロフィール文は2021年度当時のものです。サービスは終了しましたが、中学受験を考える親御様の参考になることを願って、このブログを残しています。




