いつものように仕事から帰ると、
階段を登る音を察知した猫息子たちが玄関に集まります。
ノアが最前線をキープして、
鍵を開けるころには、ドアポストにガツガツ当たる音がきこえるのが日常。
それが今日はとても静かでした。
ドアを開けると、スリッパのとなりでチンマリうずくまっているノア。
そこへテトが奥から出てきました。
ノアは私の姿を見ても微動だにせず。
部屋に入ると、オヤツという流れなんだけど、
いつもの迫力ある「はやくちょうだ〜い!!」アピールがゼロ。
なんだかいつも通りのテトが迫力満点に見えてしまうくらい。
しかし、
オヤツは完食。
食べる気力はしっかりしてる。
ふと猫トイレに目をやると、うんPがころり、外に飛び出していました。
あら、テトね。
そう思ってトイレ掃除をして、ノアの様子を見守っていました。
ノアは傍らでちんまりしていて、明らかにいつもと違う。
抱っこしてもゴロゴロ言わない。
ふと見ると、ノアがいたところにちいさなうんコロンが。
めずらしくノアが引っ付けてたのかしら。
そんなこんなで、いつもと違うが重なって、
いてもたってもいられなくなり病院へ。
診療時間終了まであと15分という時間でした。
キャリーに入れられることを察知したときも逃げ足おそく・・・
車の中でも静かすぎて・・・
先生にあちこち触られてもそんなに怒らず・・・
ノアじゃないみたい。
と思ったら、突然モーレツに怒り出したんですがね。笑
触診などでは異常は見られず、血液検査をすることになりました。
写真は検査結果を待っている間の姿。
急に元気顔になって・・・。
結果、ほんの少し、腎臓の値が正常値より悪いことがわかりました。
処方食を考えたほうがいいとのこと。
ただ、それが原因で元気が無くなっているわけではないと思われる、とのこと。
「もしかしたら、うんコロンがお尻についてしまったことで、
パニックを起こしたのかもしれませんね。」
という推測が付け足されました。
思えば、生後3〜4ヶ月の子猫のとき以来の出来事なわけで。
ノアにとっては衝撃だったかもしれないのは確かで。。。
とりあえず胸をなでおろし、会計を済ませて車に乗ると、
いつも通りのノアに戻ったように、
「車きらーい、こわーい!」と鳴き出しました。
そして、家に着くと、驚くほどにいつも通りのノアに戻ってました。
本当にうんコロンのせいだったんでしょうか・・・?
だったら良かった。
そして、腎臓の処方食のサンプル。
7歳のときに急性腎不全をやったときに出された処方食は
たしか2種類くらいだったように思うけど、今はたくさんあるんですね。
あのときはノアが「これまじゅいー!」と食べるのを嫌がって苦労したんですが、
今回ひとつ開けてみたら、
「うんまーい!」と大喜びでした。
あれから4〜5年の年月で、
ペットフード業界の皆様が頑張ってくださっていたんですね。
ありがたいなぁ。
本当にありがたいです。
ノアもテトも今年は12歳になります。
立派なシニア。
長生きしようねって、
後悔がないように大事にするねって、
もっともっと一緒にいようねって、
元気でいようね、毎日楽しもうねって、
強く、強く、思う日々です。