山の音を観た。前半単調な日常描写は、まるで小津安二郎の家庭ドラマかと思っていたら、後半から、あからさまな表現がバンバン出てくる。本筋は、戦争未亡人が私生児を産む物語。"不自然な子供""妊婦を殴ったり、蹴ったり、二階から引き摺り下ろした""遊んでじらすと効果があるって""相手を交換するのが流行ってるのかと思った笑"...これでは、小津には描けない世界だ。特撮はどこかしらと思ったら、嵐の家屋の遠景かぁ〜そりゃ実景は無理だよなあ。ラストは第三の男ばりに並木道を2人で歩くが、カメラは移動しながら、主観で通行人を追う。当時の巨大なカメラでの撮影は大変な準備だろう。さすがの名カメラマン玉井正夫だ。ラストの2人のセリフは唐突だ。女癖の悪い馬鹿息子役の若い森雅之に驚くが、山村聰は既にこの時代から山村聰だなぁ〜、の一本















