K-19を観た。こんな酷い潜水艦映画は見た事ない。ハリウッド俳優陣総出で"ソ連軍人"を"英語のセリフ"で演じるのだ、舞台劇じゃないんだから...。さらに、原子炉故障で放射能漏れが起き、それを命懸けで溶接(!)修理する。放射能汚染で乗員の体調が悪くなるのが、まるで感染症が広がるように描かれる。放射能を完全に誤解している。米国人は本作でも(実際は絶対にしない)"命懸けの特攻作戦"を賛美している。さらにラストの退艦時のウエットさと、その後のソ連の冷たい対応や、生存者への冷遇を証言するリーアム・ニーセン見てられない。こういう作品を堂々と作って、平気で居られる米国人の常識とお気楽な国民性(スピルバーグでさえ、核爆弾を少し大きな爆弾としか描かない事があった...)は、楽天的と言うには、あまりに危険だ。実際に起きた事故とはかなり違っているらしく、今なお当時の乗員から抗議が続いていると言う。『ハートロッカー』や『ゼロダークサーティ』とは明らかにリアリティの出来が違う、一本






