Flow | を観た。~3行映画評~

を観た。~3行映画評~

日本映画を中心に。たまに見る劇場新作も。タイトル前の◎はオススメ○は見て損ナシ△は気をつけて⭐️はその年のベスト




Flowを観た。アカデミー賞に騙されてはいけない。ラトビアの低予算アニメーションが起こした奇跡との事だが、きっと他作品がイマイチだったのだろう。映像表現に驚くのは最初の10分。後ろに行くほど物語は迷走。テクスチャーバレバレの動物たちの毛並み表現や、ガラスの瓶が重なる場面では表示順が逆?と思わせるカットまである。特に犬と黒猫の手足の動きは不自然だ。おまけに途中から黒猫は海亀くらい器用に泳ぎ始めて、鵜飼の鵜の様に、水中の魚を平気で捕まえる。だったら最初から水に濡れても大丈夫じゃねーかとがっかりする。"鳥の昇天"とラストの"水たまり"についての捉え方は観客次第だろうが、特定の宗教や解釈を当てはめてる訳では無さそう。動物は船の舵を取らないし、おもちゃを集めたりしない。また、猫は魚を丸呑みしないし、犬もしない。ただ、全編を通じてカメラポジションには感心した。CGなのでスムーズな視点の軌道が可能なはずなのに、水の上、陸の上を人の手で動かしているかの様に微妙に移動するカメラ。それに環境音、劇伴が重なり出だしは傑作かと思わせる。だけども、、、の一本。あと猫は足音がしませんから...

第97回アカデミー賞長編アニメーション賞、他多数受賞