◯ ぼくたちの哲学教室 | を観た。~3行映画評~

を観た。~3行映画評~

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ぼくたちの哲学教室を観た。子供たちへの哲学の授業の映画ではない。映画が始まるまでドキュメンタリーとは知らなかった(正確には始まってしばらく気がつかなかった、それくらいカメラは見事だ)。さらに"北アイルランド問題"にも完全に無知だった。ケネスブレナーの『ベルファスト』がアカデミー脚本賞を獲ったこともぜんぜん知らなかったし、2000年代でもプロテスタントとカソリックの暴力的な対立が続いていたなんて、全く知らなかった。宗教戦争の根深さを改めて知る。キリスト教圏以外の人間にとっては、カソリックの教えはあまりにも古くさく、道徳的に感じるが、2023年の今、暴力完全否定は違う意味を持つ。正論ばかり言う人は信用出来ないと思ってきたが、確かに子供に正論を解かずに何を解けば良いのか。いくらドキュメンタリーとは言え、カメラが何度も子供のケンカを、しかもこんなに上手に捉えられるものかとも思うが、高学年の葛藤も見てみたかった。諭しても諭しても暴力振るう子供っているよね〜と思う一本