◯ 今夜、ロマンス劇場で | を観た。~3行映画評~

を観た。~3行映画評~

日本映画を中心に。たまに見る劇場新作も。タイトル前の◎はオススメ○は見て損ナシ△は気をつけて⭐️はその年のベスト

今夜、ロマンス劇場でを観た。よくこんな手垢にまみれた題材を大真面目に映画化するなぁ〜と思ったら、これが良い。途中で、何度もあゝそうか回想パターンだったと思い出す。映画の遺作となる加藤剛は病床の役というより、まさに命を懸けた芝居を見せてくれる。王道だらけのオリジナル脚本を飽きさせる事なくラストまで見せる。関係者の努力は良い作品に実った。昔はこんなプログラムピクチャーたくさんあったんだろうなぁ〜

昔作られた白黒映画の
ヒロインに恋する、駆け出しの助監督の前に
その彼女が現れて
現実世界を楽しむスクリーンのヒロイン
やがて二人は
恋に落ちるが、
そこには絶対に越えられない壁が‥‥という物語
現実の世界の彼女役は本田翼。残念ミスキャスト。映画会社のお偉いさんの箱入り娘見えない、適役なら昔の深田恭子辺りか
主人公の現代は加藤剛。このカットは本編に無い

七変幻と昔はやく言ったが、本作の綾瀬の衣裳は本当に見事。しかも見事に着こなしている。正に見所
鼻に付くトップスター役北村一輝。イメージは蒲田行進曲の風間杜夫か
カラーコントロールもやり過ぎず気持ち良い
劇中映画も良く出来ている。特に煙なんかの安っぽい特殊効果とても良い
パートカラーは昔から多いが、清潔感といえばこの作品が似てるか?
現実感のなさを逆手に取ったストーリー面白い
役柄以上に人格者だったらしい。珍しい俳優さんだ、昨年残念ながら鬼籍。ご冥福をお祈りします。


iPhoneから送信