数日前、
ちょっとしたうれしい出来事がありました。
何かっていうと、
もう2年くらい前に申請して
私自身も長く忘れてしまっていた
Facebookの友達申請が承認されたんです。
それが誰かというとね、
「アッコちゃん」なんです。
私にとってアッコちゃんといえば、
「矢野顕子さん」です。
彼女の創る音楽が好きで、
10代の頃から聴いてました。
だからもうかれこれ、
30年以上の付き合いです。
20代の頃、はじめて日本を飛び出して
長い旅に出た時、
「きっと日本のことが恋しくなるだろうな」
そう思って、テープに彼女の曲を録音して
持っていったんです。
ニューヨークの摩天楼を眺めながら、
北欧フィヨルドの風に吹かれながら、
エーゲ海の光を浴びながら、
デカン高原の空気を感じながら・・・
世界中のいろんな場所で
アッコちゃんの曲は、
いつだって私の傍らにありました。
彼女の曲たちに、
どれだけ慰められ、
どんなに励まされたことか。
ある日の夕暮れ、
黄金色に輝くトルコの麦畑を眺めながら
彼女の曲を聴いていたら、
突然、泣けてきて、
どうしようもなくなりました。
「愛」というものが、
個人的で小さなものだと勘違いしていた私は、
彼女のある曲を聴いて、その間違いに気づきました。
彼女の謳う「愛」の大きさに
心ごとカラダごと抱きしめられて、
自分の意識が大きく広がり、
目の前の風景とひとつになるのを
感じたのです。
その曲の名は『GREENFIELDS』。
昨日、久しぶりに聴いてみたのですが、
やっぱり名曲です。
特に詞の中の
「悲しみの中から 光る石みつけたら
みがいてそっと 飲みこむ」
と、
「私の腕は 黄金となり 私達の愛を 押し広げる」
のフレーズを聴いたら、
今でもウルウルきてしまいます。
・・・アッコちゃん、
いつかお会いしてみたいなぁ。
『GREENFIELDS』
作詞・作曲/ 矢野顕子
昔はそこらに 穴があって 私もよく 落ちたものよ
おいしいもんと まずいもん食べて
背は伸びる 眼は開く and then 心は冷える
たんすの中 もういっぱいなのに 欲しい
もっと欲しい でも本当は さびしい
ほほえみの中 不きげんの中
うそつきの中 笑いとばそう
あなたの名前 よばれるまで たくさんのこと
いっぱいのこと 集めて
悲しみの中から 光る石みつけたら
みがいてそっと 飲みこむ
見知らぬ人と 話しはじめる
聞いたことのない 新しい話
私の耳は 光かがやき ひそやかな涙を ききわける
Weary days have gone
Won't be back again
よく晴れた冬の朝 おじいちゃんがいて
セーターの色に とびこむと よくきたね
ぶどう畑の向こう 今では私の新しい家
今度こそ私から よくきたね
私の腕は 黄金となり 私達の愛を 押し広げる
Weary days have gone
Won't be back again
Talk about and talk about
Talk about the green fields
Hear me now and hear me now
Hear me have the green fields
●『GREENFIELDS』 矢野顕子
★アッコちゃんファンには、もう説明のいらないくらいの名盤だよね。
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