・稲垣氏の主張のズレ
手元にある本「ミニバン車中泊バイブル」<毎日コミュニケーション>(2009.7.2初版 2010.8.19第2刷)を読み返してみると、P37に次の記述があった。
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「道の駅などのパーキングでは、たとえ空いていたとしても2台分の駐車スペースを使って椅子やテーブルを出すのは気が引けますし、マナーとしても決して褒められるものではありません。しかし、リアハッチの下なら、小さな椅子とテーブルを出して過ごしていても、静かにしていれば誰かにとがめられたりすることはありません。」
この時点では稲垣氏の考えは、条件はあるものの道の駅で椅子・テーブルOKと読める。2009年7月といえば、1年半前のこと。そう古くはない。しかし、現在の「ミニバン車中泊バイブル」 ホームページでは、
「車中泊とは、文字通り車で寝るだけの行為です」
と変化させている。さらに、
「つまり、テーブルや椅子を出して野外で料理をしたりするのはキャンプ行為というわけです。」
(中略)
「食事は外食するか、お弁当などを車内もしくは飲食が認められた場所で食べるというのが基本です。」
と明快に述べている。
ところが前出の本P85では、
「道の駅などで炭を燃やすのは御法度。たとえ上手に処理ができても、いらぬ疑いをかけられません。カセットガスコンロを活用するようにしましょう。」
と書いている。
ここから読み取れることは、つまり、現在は椅子テーブルなどの使用は好ましくないと考えているが、つい1年半前まではおすすめであったという事実である。
ホームページの方は随時文面の更新ができるけれど、活字の方はそうはいかないという事情もわかるけど。
そういえば、「ミニバン車中泊バイブル関連サイト」
には、道の駅「なるさわ」についてこんな記述もある。
「自炊派には超お勧めのエリアがこちら。かつてここをキャンプ場のように利用したキャンピングカーのおかげで、一時期乗り入れが禁止された経緯を持つわけですが、実際行けば「その気持ちがわからないでもない」(笑)。今は一般常識を守れば、夕方以降はリアゲートの下で食事をしたり、のんびり寛いでも大丈夫だと思います。」
この記述が2009年5月となっていることからも、前記の2009年頃の稲垣氏は、道の駅でのテーブル・椅子の使用やカセットコンロの使用OK派だったという主張が的外れではないことわかる。

