トヨタ セーフティ センス | あくまでここだけの話ですので

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個人的なつぶやき部屋
誰かに見てもらおうなんて思ってないんで

依然として上級国民による池袋暴走事件の裁判が話題になっている。
仮に実刑が確定しても年齢的に収監が厳しいという話もあります。

佐野では集団登校中の小学生に車が突っ込むという事故がありました。
こちらは幸いにも軽い怪我で済んだとのことだが、1歩間違えれば大惨事。
テレビでちらっと見た限りでは現行プリウスっぽい。


さて、日本での交通死亡事故の統計を見ると

 1.歩行者事故(35%)
 2.逸脱事故(31%)
 3.交差点事故(20%)
 4.追突事故(5%)
  5.その他(9%)

だそうです。
歩行者事故のうち70%が夜間、また78%が横断中とのこと。



トヨタは過去に、コストを抑えた普及版でコンパクトカー向けの「Toyota Safety Sense C」と、ミディアム・上級車向けの「Toyota Safety Sense P」の2タイプのセンシングを使ってきました。

「C」については歩行者に非対応ということでほぼ使い物にならず、「P」についてもスバルと比べて相当に遅れをとっていました。

そして2018年1月8日発売の「アルファード」「ヴェルファイア」から搭載を始めた第2世代版「Toyota Safety Sense 2.0」(TSS2.0)をリリース。
PとCという別けはなくなり、単カメラ+ミリ波レーダーの性能が飛躍的にアップされました。

単眼カメラにはソニー製のイメージセンサーを採用。
露出を変えた3枚の写真を撮影することで「Hi Dynamic Range」に対応、機械学習のデータと合わせて夜間歩行者に対応しています。
ちなみに教師データに人の足の形を学習させることで、夜間ロービームの歩行者の判断に使っているとのこと。

また、デンソー製のミリ波レーダーはモーターを廃止することで小型化され、小型車への搭載を可能としています。


今回のヤリスではハードウエアはそのままで、プログラムのみを変更することで交差点での対向車や横断する歩行者にも対応


開発費を抑えられるため、コスト制約が多い小型車へ搭載できたということらしいです。



車の車格や値段に関係なく同じ安全性能が手に入るという点で、TSS2.0は非常に魅力的です。
しかし、子会社であるダイハツは未だに「止まらない」スマートアシストを使っており、宣伝ではあたかも「止まる」ような謳い文句、もはや詐欺に近いかと(ー_ー;)
そう考えると、もはやライズ(ロッキー)との価格差20万円は誤差に思えてきます。


一方、ホンダや日産は軽自動車にも普通車のセンシングアーキテクチャを流用しています。
最近発売されたデイズ系はN-BOXを超えてますね。
こういった流れは非常に喜ばしいことであり、痛ましい事故が少しでも減ることを願うばかりです。



カミサンがヤリスクロスを契約してきました。

弟がミニカーくれたそうで(笑)

これは定価ベースですが、実際は家族割りで結構な値引きが入っています


まぁ~ひと昔と比べれば格段に性能が上がってるわけで、この値段もしょうがないですが、ドラレコやETCの金額が思いのほかボディーにきます(^_^;)

 

 

安全系のオプションでは「ブラインドスポットモニタ」を付けました

最近見かけるようになりましたが、サイドミラーの「死角」に車がいる時にミラーにサインを出してくれるやつですね。

普段使いではピカピカ光ってウザイという話もありますが、ヤリスのミラーはデザイン重視で死角が多いと予想されるため、思い切って付けてみました。

実際、今のタントも死角が多くて何度かヒヤッとした経験があります。

但しハードは安価な超音波センサなので、相対速度が高いと検知しましせんし、測定可能距離もぜいぜい10m、過信は禁物です。


そしてこのオプションはセット物になっていて、「リアクロストラフィックオートブレーキ」というクソ長い名前のセンシングも付きます

このようなシチュエーションで警告したりブレーキをかけてくれるというもの。
踏み間違い防止装置の応用みたいなものですね。

実際にカミサンが試乗で体験したそうですが、やはり「ゆっくり」じゃないと反応しなかったそうです。
 

 

これだけの安全装備、本来は運転初心者の娘に乗せるべきなのだが。。。