人類を破滅に導くであろう核戦争を伴った第三次世界大戦は、エルサレムの中心地にある黄金のドーム(岩のドーム)の破壊から始まるという。これは、あらゆる幻視者の間でよく言われている見解である。
エルサレムとは、言わずと知れたユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地であるが、その中でも神殿の丘にある「岩のドーム」は特別な場所である。このドーム中には、アブラハムが息子イサクを犠牲に捧げようとした(イサクの燔祭)場所とされる「聖なる岩」が安置されている。(アブラハムは、イサク(ユダヤ人の祖)とイシュマエル(アラブ人の祖)の父である。)
イスラム教においてもこの岩が神聖視されているのは、イスラム教の開祖であるムハンマドが、この場所で一夜のうちに昇天する旅を体験したとされるためである。つまり、「岩のドーム」がある神殿の丘は、イスラム教徒にとって聖地の一つなのであるが、ユダヤ人にとってもこの場所は特別な場所である。それは、過去に2度建設されたエルサレム神殿が、この場所に建てられていたからである。
ソロモン王が建設した「第一神殿」に始まり、後に再建・拡張された「第二神殿」と「ヘロデ神殿」があった場所なのである。この神殿は、第一次ユダヤ戦争時の西暦70年にローマ帝国によって破壊されたが、残された西側の外壁が現在でも「嘆きの壁」として知られている。
すなわち、ユダヤ人がこの同じ場所に第三神殿を再建することは、悲願中の悲願なのであるが、神殿を再建する上で障壁となっているのが「岩のドーム」なのである。一説には、第三神殿の再建の準備が、ユダヤ人によって着々と進められているという。さらに、その神殿内で捧げる生贄として「赤い雌牛」をアメリカから購入し、すでに現地入りしたとされている。(一説には、この出来事は、ガザ戦争の発端となったハマスのテロの原因にもなったという。)
この「赤い雌牛」については、『旧約聖書』における律法として、以下の箇所に明記されている。
| 「ここで、主(神)はモーセとアロンに命じてこう言われた。 『イスラエルの人々に命じて、傷のない、欠けのない、いまだくびきを負ったことのない赤い雌牛を連れて来させなさい。』」 『民数記』19:2 |
この雌牛は、儀式として幕屋の外で屠られ、その灰を取って「汚れを清めるための水」を作るのだという。その後、この水を死人に振りかけて、汚れた体を清めるために使われるという。
なお、ユダヤ教徒に伝わるラビ文献によると、赤い雌牛の儀式は過去に9回行われたとされ、「10回目の赤い雌牛は、メシアが現れる時に用いられる」と伝えられているそうである。また、「終末の時に赤い雌牛が再び現れ、その灰によって清めが行われるとき、神殿の再建が可能になる」と信じられており、メシア到来と神殿再建の預言的象徴とされているのである。
また、キリスト教徒にとっても、この「赤い雌牛」は特別な存在なのである。以下の聖書箇所を見てほしい。
| 「もし、雄山羊と雄牛の血、また雌牛の灰が、汚れた者たちに振りかけられて、彼らを聖なる者とし、その身を清めるならば、まして、永遠の“霊”によって、御自身をきずのないものとして神に献げられたキリストの血は、わたしたちの良心を死んだ業から清めて、生ける神を礼拝するようにさせないでしょうか。」 『ヘブライ人への手紙』9:13-14 |
つまり、旧約時代からこの赤い雌牛の灰が、「キリストが十字架上で流された血潮による、全人類の罪の贖いの予型」とされていたことが分かるのである。
このように、終末を象徴するような「赤い雌牛」であるが、第三神殿の再建にとっては不可欠な存在なのである。だが、神殿を再建するためには、神殿の丘に存在する「岩のドーム」を取り除かなければならない。この「岩のドーム」が破壊された時、世界中を巻き込んだ「中東大戦争」が勃発すると預言されているのである。
この「岩のドーム」がどのような形で破壊されるかは、今のところ不明である。いずれにしても、ユダヤ人が破壊することになるか、あるいはイランによるミサイル攻撃なども考えられるだろう。さらに、この時勃発した戦争は、世界の超大国を巻き込んだ核戦争へと発展していくことになると予想している。
また、ある幻視者の預言によると、「岩のドーム」が破壊された時から患難時代に突入するという。これが7年患難を指すのか、あるいは最後の3年半の大患難期を指すのかは分からない。さらに、「岩のドーム」が破壊されてから、1週間以内に「暗黒の3日間」が起こり、3日目に聖徒たちの携挙が起こるという。以下は、黙示録において「第六の封印」が開かれた後、携挙後の天界での様子と考えられる箇所である。
| 「この後、わたしが見ていると、見よ、あらゆる国民、種族、民族、言葉の違う民の中から集まった、だれにも数えきれないほどの大群衆が、白い衣を身に着け、手になつめやしの枝を持ち、玉座の前と小羊の前に立って、大声でこう叫んだ。『救いは、玉座に座っておられるわたしたちの神と、小羊とのものである。』また、天使たちは皆、玉座、長老たち、そして四つの生き物を囲んで立っていたが、玉座の前にひれ伏し、神を礼拝して、こう言った。 『アーメン。賛美、栄光、知恵、感謝、 誉れ、力、威力が、 世々限りなくわたしたちの神にありますように、 アーメン。』すると、長老の一人がわたしに問いかけた。『この白い衣を着た者たちは、だれか。また、どこから来たのか。』そこで、わたしが、『わたしの主よ、それはあなたの方がご存じです』と答えると、長老はまた、わたしに言った。『彼らは大きな苦難を通って来た者で、その衣を小羊の血で洗って白くしたのである。それゆえ、彼らは神の玉座の前にいて、昼も夜もその神殿で神に仕える。玉座に座っておられる方が、この者たちの上に幕屋を張る。彼らは、もはや飢えることも渇くこともなく、太陽も、どのような暑さも、彼らを襲うことはない。玉座の中央におられる小羊が彼らの牧者となり、命の水の泉へ導き、神が彼らの目から涙をことごとく拭われるからである。』」 『ヨハネの黙示録』7:9-17 |
上の聖書箇所の中で、「白い衣を着た大群衆」が携挙された聖徒たちであると思われる。この中で、天使に刻印を押された14万40000人は、地上に大奇跡と大リバイバル(霊的復興)をもたらすため、すぐに地上に戻ることになると夢想する。なお、この時の14万40000人は、聖書を字義通りに解釈(黙示録 7:4-8)した「血統的なユダヤ人」なのか、あるいは聖霊に満たされた「霊的なユダヤ人」なのかは分からない。いずれにしても、彼らは「第七の封印」が開かれた後に登場することになるだろう。
以下の聖書箇所は、14万40000人による地上での福音宣教の後、大リバイバルによって熟した聖徒たちの大収穫の様子である。
| 「すると、別の天使が神殿から出て来て、雲の上に座っておられる方に向かって大声で叫んだ。『鎌を入れて、刈り取ってください。刈り入れの時が来ました。地上の穀物は実っています。』そこで、雲の上に座っておられる方が、地に鎌を投げると、地上では刈り入れが行われた。」 『ヨハネの黙示録』14:15-16 |
これが携挙によるのか殉教によるものなのかは分からない。この時、すでに反キリストが登場し、「獣の刻印」の強制(黙示録 13:16-18)が始まっているため、殉教の可能性もあり得るだろう。ぜひとも携挙による大収穫であることを願いたいものである。いずれにしても、我々人類に残されたタイムリミットは「2026年の夏」までだろう。
以下は今回の参考動画である。
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