里芋(タケノコ芋)の乾腐病 | 農LIFEな独り言。

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少しだけまだタケノコ芋が畑にあります

今日は全部掘り起こしました。
腰にキマス。
ネットに入れて籾殻入れて、色んな場所に貯蔵。

先日無加温ハウス内の籾殻の中に保存していたタケノコ芋ですが
どうなったか見てみたら失敗でした。

低温にかなり弱いですね。
無加温ハウスだと、この時期日中は良いのですが、夜間だと0度になるので駄目なんでしょうね。


普通の里芋でも、貯蔵中にこういう症状が出る事がありますが
アントシアニンなど色素が酸化して発色しているとも、言われるようです。

しかし貯蔵中でも発病する、乾腐病もありますし、どっちでしょう。
寒さで耐性がなくなり、どちらも併発してるのでしょうか。

本来乾腐病であれば土壌病菌で、多発圃場では生育中に症状が出て品質低下を起こします。
今回、生育も問題なく、ほりあげた時は大丈夫だったので、貯蔵による問題が大きいでしょうね。

中に赤い筋が入ります。
少し赤いぐらいだと、食べられますが、進行するとブヨブヨになって茶色くなります。
下側の根っこ付近や小芋の切断部分などから痛みますね。
茎に近い芋の部分は綺麗だったりします。

タケノコ芋の長期貯蔵は、、教えてもらった話や、調べた通り、
洗わずに土付きで、5度以上10度前後キープが鉄則のようです。