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先日、とある私の恩人に、ムスコの進学の報告をした。
とても、とても喜んでくださった。
二人ともよく頑張ったね、と。
その方は、4年ほど一緒に仕事をさせて頂いて、数年前に定年退職された方。
真っ暗闇の中、泥の中を這いずりまわるような子育ての日々を送っていた私にとって、彼女は命綱だったし、道標だった。
泣きながら苦悩を吐き出す私に、
「Ritaちゃんは本当に良くやっているよ。偉いよ
。」
と努力を認めてくれた。
「ムスコくんがムスコくんらしく生きられる場所で生きていくのが一番だよ。」
と、『西の魔女が死んだ』の
サボテンは水の中に生える必要はないし、蓮の花は空中では咲かない。シロクマがハワイより北極で生きる方を選んだからといって、だれがシロクマを責めますか。
という一節を教えてくれた。
仕事と、荒れるムスコの子育てとの両立に疲れて仕事を辞めようかと弱音を吐く私に
「絶対に仕事をやめてはだめ。もし今辞めてしまったら、いつかムスコくんが『僕のせいで仕事を辞めたんだ』と自分を責めることになるよ。それに、安定した収入は、今後もずっと必要になる。安定した収入がある事が、心の余裕につながるんだから。
周りの人に甘えたらいい。できるだけ助けてもらったらいい。しがみつくのよ。」
と叱咤激励してくれた。
いつまでムスコとの地獄のようなバトルが続くのかと、見えない終わりに泣く私に、
「それでも必ず終わりが来るから。ムスコ君は賢いし、優しいわよ。今は大変だけどね、そう遠くないうちに変わるから。それまでいくらでも話聞いてあげるよ。」
と慰めてくれた。
「ムスコくんは、絶対農業高校が合うと思うわ!だって、自然が好きで、生き物が好きで、理科や社会も得意でしょう?絶対にあそこがいいと思う!」
と、まだ登校もままならない頃から言われていた通り、ムスコは最終的にその農業高校に進学することになった。本人も納得して。
いろんな人に助けてもらって、支えてもらって今があるけど、その中でも一番大きな存在だな。
彼女のような大きな存在にはなれなくとも、私の存在や経験や言葉が誰かの役に立っていればいいなと思う。

