特別支援教育に携わっていると、「合理的配慮」はよく話題にあがってくることの一つだよね。
支援級だろうと、通常級だろうと、「合理的配慮」を必要とする子はたくさんいるわけで。
いや、ある意味配慮の要らない子なんて一人も居ないから、みんなに配慮はいるんだよ。
だからまぁ、いいんですよ、合理的配慮を求めること自体はね。
うちのムスコも色々お願いしましたよ。
宿題の漢字ノートのマス目を大きいものに変えさせてもらうとか。
(苦手意識が強くなりすぎて宿題ができなくなったので、3年生の時に1年生でよく使う50字のノートにさせてもらった)
席は前の方が良いかも知れませんーって伝えとくとか。
(してくれとは言わなかったけど、必要性を伝えて、ムスコにも前の席のメリットを刷り込んでおいた)
あとなんかあったっけ???
どっちかというと、予想されるトラブルやつまずきを伝えて、先に謝っとく方が多かったかも知れないなー。
なんせ、田舎の同業者なんて、どこかで繋がるんだから…![]()
合理的配慮について保護者と合意形成を図るとか、当然していくわけだけども、
コーディネーターとして通常級在籍の児童のアレやコレやの面談に同席したり、通常級の担任の相談に乗っていたりすると、最近頭を抱えることが多い。
ウチの子は〇〇だから、△△してもらえて当たり前ですよね?
合理的配慮って知らないんですか?
当然の権利ですよね。
みたいな姿勢の透けて見える保護者さんが少なくなくって。
うんとね。
配慮を求めることはいいんだけど、
あなたの子どもだけじゃないのよ、配慮をすべき子は。
みんな、なの。
30人への配慮をすれば、中にはぶつかり合う配慮事項も出てくるわけですよ。
言ったもん勝ち、みたいなことじゃないの。
「たったこれだけのことくらい、してくれていいんじゃない?!
1分もかからない、一瞬で終わることじゃない!」
保護者は思うんだろうけど。
30人いるんやわ。
知ってる?
30人に1分ずつかけたら、それだけで30分かかるんやわ。
別に全員に同じ時間をかけるってことではないし、
優先度を考えながら、教室全部見渡して何がどこまでできるか考えていくんだけど、
保護者にとっては「わが子1人」のことしか考えられないからねー。たいていは。
配慮は、してもらうばっかりのものじゃないんやで?
あなたも、する側でもあるんやで?
なんでしてもらうことばっかり考えるんよ。
テイカー過ぎるだろ![]()
せめて、
バランスとっていこー![]()

