「ノア〜、長生きしてね〜〜〜」
と甘い声で保護猫ノアを抱きながら囁くムスコ。
続く言葉は………
「お母さんが認知症になったら、お世話してあげてね」
………お〜いっ!
もう母の認知症の話か〜いっ!
そんで、ノアが世話すんのかよっ!
いやまぁ、そりゃノアがいたら癒やされますけどね。
ノアの寿命と、私が認知症になるまでの期間…、さて、どっちが短い!?
認知症ババの姿と、それに振り回される家族(自分含む)を見てての言葉なんだろうけども。
死ぬ迄猫は飼い続けると思うので(猫中毒)、私が死んだあとの飼い猫のお世話は、もうムスコに頼んでおいたさ。