きのう行きつけのカフェに勤めていたМさんと、別のカフェでお茶しました。あてねが俳句を勧めた、あてねより年長の人です。
長崎県俳人会主催の大会に出す俳句を見て欲しいと。見ること、読むことはできますが、添削、指導など、そんな身分ではありません。せいぜい、一つの俳句に、カタカナが二つあるのはどうでしょうか?というくらいでした。
・バレンタイン近し最初のチョコもらう
お礼に、とチョコをもらいました。
あっ、あてねの句にもカタカナ二つ!
最初で唯一のチョコかも知れません。  
       ◇
在りし日のノアとあてね。
見つめ合うより、同じ方向を向くのが嬉しく、すきでした。
届いたばかりの風羅坊2月号、あてねの「猫の死の藪から棒や冬の蝶」をNさんが選び、以下の一文を書いて下さっていて、びっくりしました。 
  
 ボクは生後間もなく迷子になり座り込んでいたら 通りかかったイケメンのお兄さんと眼が合い、お  兄さんは、ボクを抱きしめてくれました。それ以来、ボクは兄さんちの家族となりました。
 お兄さんは忙しい中毎日美味しい最高のご飯を作ってくれました。
 やがて、お兄さんはお仕事つづきで俳句を始め、ボクの本を出版。大勢のファンが句会を立ち上げ、お兄さんとボクは一心同体で、俳句に没頭したお兄さんは、ついに大会賞を受賞しました。
 ボクは、あっ、やっとお兄さんに御恩返しができたーそんな喜びの中、突然ほんとに突然、神様から呼び出しがありました。ボクは行きたくありません。だけど、神様に逆らう事もできません。
 ボクは泣き泣き行きます。お兄さん有り難う。ボクは世界一幸せ者でした。これからは、星になり、蝶になり、お兄さんを御守り致します。

ノアの気持ちで書いて下さっだ選評。嬉しくもあり、切なくもあり、そうなら嬉しいノア!との思いもあり、ノア、違ってるかもね、との悔恨もあり…。
Nさんのお気持ち、有り難いです。嬉しいです。
ちなみに、あてねはNさんの
・実南天五七五の星を編む 
・椿満開いっしゅん花泥棒になる 
を選び鑑賞しています。