はっちゃんという母がいるイメージ 1
悲しみやつらさは心に秘めて
一日二十五時間生きている
母として
めそめそなどしていられないのだ

ボクの母もきっと
泣かないで生きている
また子供を生み
離れ離れになり
一人になり
また冬を生き抜き
ボクの母は
母の役目を繰り返す

お腹すいたなあ
少し寒いなあ
雨が冷たいなあ
草が枯れたなあ

こっそり呟くことはあっても
ボクの母も
きっと強く優しく生きている
どこかで
秋を感じながら
ボクたちの成長を祈りながら
はっちゃんという母のように