先日証券会社さんと信託銀行さんに
母のグループホームに来て頂き
株を売ったり
信託銀行への書類に
署名しようとしたりしました
朝早く家を出て
母の大好きな高島屋で
開店と同時にお
弁当、ケーキを買いました
１５分しか時間がないから
選んでいる暇がない
とりあえず
私のリュックにそのまま入れられる
横長のお弁当を探しました
ちょっと豪華弁当過ぎました
次回はもうちょっと金額押さえます
母は左下のごはんの所だけ残しました
私にもお腹いっぱいだったので
やっぱり次回は
もう少し少なめにしましょう
そしてケーキ
これまた悩む時間がない
いちごのショートケーキ
母は
「中にもいちごがある！」
と、喜んで食べていました
今回は紙皿とスプーン持って行きました
どんどん痩せてきているので
カロリーとか糖質とか脂質とか
考えていません
本当は体に良い物を選んで
持って行きたいけれど
本人が
食べたい！
と、思わないと
全く手を付けないそうなので
食べたそうな物を持って行きます
お弁当とケーキで話が長くなりました
本題です
高齢な母が言いました
「自由なのが不自由
我がままよね」
と、涙していました
「違うよ
全然自由じゃない
好きにさせてあげてない
こっちこそごめん」
と、言いたかったけれど
言えなかった
言ったら
じゃあ家に帰りたい
と、なってしまうから
ホームでは毎日催しがあります
母の部屋には行かれるけれど
どんな食事風景か
どんな催しをしているかは
まだ見られません
「毎日何かしら催しが
あるでしょ？
それやったら？」
「絵手紙？
あんなの嫌」
「塗り絵？
あーやだ」
「書道？
しないわよ」
「歌？
歌いたくない」
「本？
目が悪くて読めないし
目が疲れる」
こんな感じで
何にもしたくないから
ご飯食べたら部屋に戻って
ベッドの上に寝転んで
テレビを見るか
新聞を読むしかない
でも、マンションに
一人で住んでいた時も同じ
何もしないで
ソファに寝転んで
テレビ見ていた
マンションを出て
道路を渡った反対側のスーパーに
１日３回行って
行くからには
何か買わないといけないから
（母が思っているだけ）
値引きシールが張られた物を
ごっそり買って
お店に買い物に来ている人
レジの人に話しかけまくって
それを１日３回繰り返して
お菓子ばっかり食べて
高血圧だから
家のお風呂に入って
倒れるのが心配で
バスに乗って３０分の
スポーツクラブ
お風呂に入るだけなのに契約して
それでも
救急車で運ばれる前は
週に２日行けばよい方
寒いと２週間以上
行かなくなってしまった
洗濯もめんどくさがって
いつも薄汚れた
シミのついた服で
スーパーに行くから
偶然会った妹は
恥ずかしくて泣きたくなった
と、言ってたっけ
掃除もしないから
妹が休みの日に行って
掃除して洗濯をして
買いこんだ賞味期限切れの食品を
何袋も捨てて
それでも自由はあったと思うけれど
関西にいる私に
２日おきに電話してきて
「寂しい
一人は寂しいよー」
と、言っていたじゃない
マンションに帰れば
自由はあるけれど
寂しいはず
今は
大好きなコーヒーも飲めるし
個室でテレビも
好きなだけ見られる
自分専用の新聞もある
それでも母を見ていて
元気だったのは
老健にいた時だと思う
老健では健康になって
出ていくことを
目標にしているから
運動をさせてくれる
月に１回
サインをする書類があるから
自分の名前は書く
今はサインをすることがなく
自分の名前が書けなくなった
私達だって
PCや携帯ばかり
触っていると
字がだんだん書けなくなってくる
それが、早く進んでいるだけ
何か母が興味を持てる物を
持っていきたい
いったい何ならば
興味が出てくるのかしら？
こちら買いました
早く届かないかな～
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