2017年は…
あけましておめでとうございます。
寺戸です。
昨年はノアノオモチャバコ10周年を無事迎えられ本当に感謝です。
2017年はまた新たなスタート。
次の10年を見据えた一年になればと思っています。
これまで以上頑張っていく所存ですので、今まで以上に可愛がっていただければ幸いです。
さて、2017年ノアノオモチャバコは別働隊、派生ユニットのaoi laboからのスタートです。
が、その前に簡単に2016年を振り返り、今年をにらんでみようかと。
2016年はノアノオモチャバコとしては10周年を記念しての東京-大阪2都市ツアー公演。
派生ユニット、aoi labo7年ぶりの公演。
間に大阪に一人芝居フェスにいったり、本公演の合間に福岡に演出家コンペにいったりと、例年通りかそれ以上か、活動してまいりました。
個人的にはその合間に外部演出を二本。ありがたいことに二本ともに、今年も演出させていただきます。
さらにその縁から今年は前半にもう一本、外部演出をさせていただくようです。
10周年記念公演はかもめ。
僕には避けては通れない戯曲です。
僕の根っこにあるもの。
去年はそれをうまく笑い飛ばせたと思います。
誰がトレープレフとあいつを組み合わせたんだか。
aoi laboは僕の短編3本。
鞄ノ君は僕にとって大事な作品になりました。
晩餐は僕にとって僕らしくあるために、その何かを持った作品になりました。
いやー、本当にありがたい。
本当にありがたい。
本当に。
本当。
去年僕は少しおごっていたのかもしれません。
ええ、ええ。
わかってます。
けっしておごれるほどの立場でないことは。
でもどこかにマンネリという慢心があったような気がするんです。
それは11月の福岡でガツンとやられました。
それは10周年記念公演の真っ最中の出来事で僕は何かを考え、何を考えようか考えました。
それはこの歳にもなってまだまだ何かがあるという幸せと恐怖と隣り合わせの何かだと思います。
断崖の絶壁で綱渡りをしている。
そんな気分。
ええ、僕は酷い高所恐怖症なんですけどね。
今年は一歩一歩しっかりと足場を踏みしめながら進んでいこうと思います。
その一歩が次の10年につながると信じて。
高所恐怖症なんで、ちゃんと足場がある道を進もうと思います。
本当に。
本当。
でも最後は必ず飛ぶんですけどね。
まずはaoi labo。2月です。