●音の気持ちを考えてみる
こんにちは。
市川市のピアノ教室 ノア音楽教室の大岡史恵です。
おふとんから出るのがつらいこの頃です(笑)。
昨日も、大人のピアノ、子どものピアノ、中学生のコントラバス…、と、いろいろな生徒さんが、レッスンにいらっしゃいました。
そんな中、ある大人の生徒さんからの質問。
「同じ音が連続している個所は、ぜんぶ同じじゃない」
と、以前わたしが言った件についてでした。
同じ音が連続していても、全部同じテンションではありません。
拍のアタマにあるのか、ウラにあるのか、
連続することで、だんだん想いが募っていくのか、
…。
それぞれの音は、「事情」を抱えています。
前後のつながり、和声の関係、モチーフの中の役割…
人と同じで、いろいろなしがらみの中で、存在しています。
そんなわけで、
同じ音が連続するとき、
いつも「こう弾くべき」があるわけではありませんが、
「ねぇ、ねぇ、ねぇ・・・!」
と、気持ちの高まりをあらわすことが、よくあります。
また、同音でなくても、
音には、前述のようにいろいろなしがらみがあり、
いろいろな気持ちがあるので、
上行していくとき、跳躍するときなどは、気持ちの高まりを見せることが多いです。
音ひとつ ひとつに、気持ちがあります。
正解は、ひとつではないと思います。
その、音の気持ちを汲んであげようとすること。
こうかな? こうかな? と考えながら、音楽を「つくる」こと。
その行為を、音と対話しながら楽しめたら、豊かだなぁと、思うのです。
音楽って、聴いても、弾いても楽しいけれど、
「考える」のも、楽しいですよ。^^
最近、ある映画を見て、
その映画に多用されていた2つのモチーフから、調性の持つ気持ちについて、ぼんやりと考えたりもしていて、
なにやら、一人でこっそり音楽を楽しんでいるわたしです。^^
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