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あの世から戻った超スーパー気功療法師
ベル 橘奎志 ベル
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こんにちは。

今回は、気功療法中に観音様がいらしたもうひとつのお話です。

 

 

ある日旦那ちゃんは、ご家族からの依頼を受け、気功療法をしにHさんのご自宅へ伺いました。末期のがんで肝臓と肺を患うHさんは、それまでに受けた気功療法で、毎回「気持ち良い」と喜んでいました。旦那ちゃんは今回も喜んでもらおうと、事前の準備を入念にして、気功療法にとりかかりました。

 

気功を始めると、ふと観音様が現れ、旦那ちゃんと向かい合うようにHさんの後ろに立ちました。

 

これまでにも気功療法中に観音様が現れることは時々ありましたが、立つ位置はいつも旦那ちゃんの後ろでした。ところが今回はHさんの後ろに立っています。初めてのパターンで旦那ちゃんは戸惑いましたが、《立ち位置ちゃうけど観音様がいらしたんや、今回もきっと奇跡が起こる。》そう思い、安心していつも通り思いっきり気功療法をしました。

 

それから数日後、ご家族からの連絡で、旦那ちゃんはHさんが亡くなった事を知りました。きつい痛みに苦しんでいたHさんの最後は、静かで穏やかだったそうです。気功療法がとても楽しみで、旦那ちゃんに最後まで感謝してくれていたそうです。

 

知らせを受けた旦那ちゃんは、納得がいきませんでした。《観音様がいらした時はいつも奇跡が起こって回復するやん。なんで今回に限って命が尽きたんや?観音様来てくれたやないか、なんでやねん!》腹が立った旦那ちゃんは祭壇の前に座り込み、観音様に向かって猛抗議しました。

 

さんざん抗議して暴言を吐いて気持ちが空っぽになると、観音様は旦那ちゃんに語りかけてくれました。「そなた(←旦那ちゃん)の背後に立つ時は、かの者(←患者さん)の寿命が残っている時です。かの者の背後に立つ時は、寿命が尽きた時です。だから、早く楽になるよう迎えに来たのですよ。」観音様はちゃんと、立つ位置で旦那ちゃんにHさんの事を教えてくださっていたんです。

 

旦那ちゃんは、改めて人の寿命について考えました。師である張志祥先生から、「寿命は神の領域であり、人間は触れられない」と教わったことを思い出しました(その話はコチラ)。確かに寿命を変えることはできません。でも、人間の領域でできることはあります。旦那ちゃんは観音様からのお導きを得て、改めてこれからも「人間の領域でできること-痛み苦しみを取り除くこと-を最大限頑張っていこう」と心に誓いました。

 

 

余談ですが、Hさんには、しんどい時いつでも曲から気を受け取れるように、元極学の音楽CDをお渡ししていました。Hさんは枕元にデッキを置いていつも聴いていたそうですが、Hさんが亡くなって以降、デッキを替えても何をしても、そのCDから元極学の音楽は再生されなかったそうです。もしかしたら、Hさんが大好きな元極学の音楽を持って行ってくれたのかもしれません。

 

 

 

全ての方に支えられて、私たちがあります。

これからも愛と魂を込めて、気功療法を送り続けますね花束

ありがとうございます。

明日も穏やかな一日になぁれキラキララブラブキラキラ