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こんにちは。

ただいま室内温度が27℃…もう夏ですやん。溶けてまうわ~。

今日はごめんなさい、メッチャ長いです、疲れちゃったらごめんなさい。

 

 

皆さん、お家にペットっていてます?

お家に帰ると玄関で健気に待ってる…そんな姿に憧れてるんですが、ペット不可のアパートなので残念ながら今はいてません。…が、旦那ちゃんには忘れられない猫がいてます。それは猫のクロちゃんです。

 

 

クロちゃんは、野良の子猫でした。

当時奥さんだったおつくりちゃん(名前の由来はコチラ)が、土砂降りの雨の中、道端で倒れてた子猫を連れて帰りました。その子猫は全身真っ黒で、まだ目も開いてません。冷たい雨にさらされて冷え切って、鳴き声を出す元気もありませんでした。

 

 

実は旦那ちゃん、猫が…それも黒猫が大っ嫌いでした。

子どもの頃のある日、遊び心から近所の野良の黒猫に大ケガをさせてしまい、そのまま死なせてしまいました。するとその晩、事件は起きました。夜になって銭湯へ向かっていると、前に黒猫が現れ、「フーッ」とスゴい迫力で威嚇してきました。道を変えようと振り返ると、そこにも黒猫がいて、同じくスゴい迫力の威嚇をしています。近所で黒い猫は、あの死なせた黒猫1匹しかいないはずなのに…。

 

「化け猫や!」

 

あまりの恐怖にどうやって家に帰ったか覚えていませんが、布団にくるまって、一晩中「ごめんなさい!ごめんなさい!」と泣きながら謝り続けました。

 

 

そしていま、目の前の黒猫…。

子猫とはいえあの恐怖が蘇り、「外に出してや」と頼みましたが、おつくりちゃんは知らん顔して、子猫救命作戦決行!なんとか命の危機を乗り越えました。

 

 

しかし天然キャラのおつくりちゃん、その後の世話はあまり気にしませんでした。お腹を空かせて泣く子猫…最初は気味が悪くて近づけなかった旦那ちゃんですが、気になってしゃあない。怖々ですが徐々に世話をするようになりました。スポイトでミルクを飲ませ、排泄を促し、子猫が冷えないようにいつも抱いて連れ歩きました。その愛情が通じたのか、子猫も旦那ちゃんにピッタリくっついて離れなくなりました。

 

 

見た目だけで「クロちゃん」と名付けられたこの猫、猫とは思えないほど賢くて、数々の逸話を残しています。

 

旦那ちゃんが仕事から戻ると、いつも玄関で待っています。旦那ちゃんが顔を洗って着替える間はずっと足元でウロウロ、ニャーニャー。まるで「早よ座って~音譜」と催促しているようです。そして旦那ちゃんがいつもの位置に座ると、待ってました!と胸に抱きつき、両手を旦那ちゃんの肩に掛けたままグーグー眠ります。娘が自分の胸で同じように眠って欲しくて何度もトライしましたが、クロちゃんは絶対にその姿勢を許しませんでした。

 

クロちゃんのエサは3種類用意していました。

①カリカリ、②ネコ缶、③マグロの切り落とし です。たいていは旦那ちゃんが決めていましたが、たまに「クロ、今日は何が食べたい?」と聞きます。すると「ニャッ」と返事して、食べたいものが保管してある場所へ行って座ります。③のマグロの時は冷蔵庫の前で座ります。旦那ちゃんがちょっとイタズラして、わざと「そうかそうか、ほなはい、コレ」と言いながらカリカリを出すと、絶対食べません。そしてジーッと旦那ちゃんを睨み、「あんたが(何食べたい?)って聞くから答えたやんけ、コレちゃうわ!」と目ヂカラで訴えます。「ごめんごめん」と言ってマグロを出すと、「もう。気ぃつけてや」という感じでチラッと旦那ちゃんを見て、ようやく食べます。

 

ある時近所のスーパーに買い物に行った時のこと。

何気なく「おいクロ、一緒に行くか?」と聞くと「ニャッ」と返事したので、一緒にお家を出ました。店内に連れて行けないので、入口で「ここで待っときや」と言うと「ニャッ」と返事。買い物を済ませて出てくると、店の前の道路が大渋滞。「何や?どないしたんや?」と見ると、道路の真ん中でクロちゃんがドッシリ座ってます。どれだけ車がクラクションを鳴らしても、おばちゃんがどけようとしても、意地でも動きません。「クロ、邪魔になってんで、どいたり。」と声をかけると「ニャッ」と返事してこちらへ来ました。旦那ちゃんが「待て」と言ったその場所で、ずっと帰りを忠実に待ってたんです。

 

ある晩のこと。

クロちゃんが「散歩に行くから窓開けて~音譜」と窓をカリカリするので、窓を開けながら「夜9時には帰ってきぃや」と声を掛けました。「ニャッ」と返事して出て行ったクロちゃんが帰ってきた時に時計を見ると、ちょうど9時。偶然にしてはおもろいな、と思った旦那ちゃんは、別の日に「今日は10時でええよ」と言いました。いつものように返事して出て行ったクロちゃん、本当に10時に帰ってきました。こりゃスゴい!とよく見ると、腕時計をしていました(これはウソ)。でも、本当に言った時間にほぼ確実に戻ってきました。素直なクロちゃんは、「今日は思いっきり遊んできぃや」と言った日はほぼ朝帰りでした…飼い主に似たんですね。

 

気功療法を始めてしばらくした頃、クロちゃんが朝まで帰ってきませんでした。おかしいな?と思っていると、外でかすかに猫の鳴き声が聞こえた気がしました。まさか、と思って見ると、猫どうしのケンカで脇腹をパックリ裂かれたクロちゃんが、玄関先で倒れていました。

「こんな大ケガでよう戻ってきた!よし、僕が助けたる!」

早速クロちゃんを抱きかかえて部屋に戻り、思いっきり気を流しました。毎日毎日、空いた時間は全部クロちゃんへ気を流すことに費やしました。傷は日に日に塞がっていき、1週間ほどでくっつき、ひと月後には傷跡が分からないほどキレイになりました。結局病院には連れて行きませんでしたが、元気を取り戻すことができました。


クロちゃんは旦那ちゃんの問いかけには必ず「ニャッ」と返事します。旦那ちゃんの言うことは何でも従います。仕草もどことなく猫っぽくなく、たまに「おいクロ、お前ホンマは人間ちゃうか?」と言うと「フフン音譜」と不敵に笑うクロちゃん。2人(人?)の種を超えた愛の絆は深く、いつまでも一緒に暮らせる、と思っていました。

 

 

ある日、クロちゃんが消えました。

旦那ちゃんは毎日必死で探し回りました。ポスターを作って近所に貼らせてもらいました。どこをどう探しても、姿はおろか気配すら見当たりません。もしかして事故とかでもうこの世にいないのか…と諦めかけていました。

 

クロちゃんが消えてひと月ほど経ったある日、近所を歩いていて、ふとある家の庭先に目がいきました。そこには、ひもで繋がれた黒猫が座っていました。「あぁ、クロと同じ黒猫やなぁ。…ん?クロ?」その黒猫は見れば見るほど、クロにしか見えません。飼い主にしか分からない微妙な感覚がビシバシ刺激され、どうしてもクロとしか思えなくなりました。疑惑を晴らすため、旦那ちゃんは呼びかけてみました。「お~いクロ?お前クロか?」すると…

 

「ニャッ」

 

聞き慣れたあの返事が返ってきました!

やっぱクロやん!なんや、こんな近所におったんかいな。

きっとケガしてた所を保護してくれたんだ、と思った旦那ちゃんは、早速連れて帰ろうとそのお家のピンポンを鳴らしました。しかし、そのお家の方の返事は違いました。「ずっとウチで飼ってる猫です、変な言いがかりしないでください!」怒って玄関をバタン!と閉め、クロちゃんも家の中へ連れていかれました。

 

 

クロちゃんが生きていたという安堵と、まさかのこんな形での別れに、旦那ちゃんはなかなか気持ちの整理がつきませんでした。まるで愛する我が子を誘拐されたような気分…。でも、「返して」と言ったってウチの子であるという証明ができません。旦那ちゃんは悩み苦しみ抜いた末、ある答えを出しました。

 

 

クロとこんな形で分かれるのはツラい。でも、あのお家でクロは落ち着いていた。ということは、あそこで大事にかわいがってもらってる証拠や。クロがどこで暮らしてても僕とクロとは心で繋がってる。だから、もうこのまま静かにクロの幸せを祈ろう。

 

 

それからすぐ旦那ちゃんが引っ越すことになり、その街を離れました。旦那ちゃんにとって、クロちゃんは子どもであり、相棒であり、かけがえのない存在でした。20年以上前の話ですが、旦那ちゃんは今でも道で黒猫を見かけると、つい「クロ!?」と立ち止まってしまいます。もしかしたら、クロちゃんは子どもの頃に死なせてしまった黒猫への罪滅ぼしのために、旦那ちゃんの元へ現れたのかも知れない。旦那ちゃんはそう思っています。種を超えた愛を教えに来てくれたクロちゃんに、旦那ちゃんは今日も想いを馳せています。

 

 

 

全ての方に支えられて、私たちがあります。

これからも魂を込めて、気功療法を送り続けますね花束

ありがとうございました。

 

明日も愛が溢れる一日になぁれキラキララブラブキラキラドキドキ