気功療法の往診・遠隔施術承ります。

詳しくは下のHPをクリック!

→ 癒しの空間 雫

 

遠隔気功のライブ配信は
5月15日(火)21:30から
Facebook・橘奎志で配信!

 

ベルただいま全国ツアー第2弾の準備中ベル

形式をリニューアルして6月以降にスタート!

乞うご期待!

 

赤薔薇ピンク薔薇赤薔薇ピンク薔薇赤薔薇ピンク薔薇赤薔薇ピンク薔薇

先ほど出来なかった5つ葉のクローバーの写真アップします。



 

ipadがフリーズしてたのが原因みたい。強制終了して元気になりました。良かった良かった音譜
5つ葉のクローバー、皆さんにもどうぞラブラブ

 

 

こんにちは。

夕べ「探偵!ナイトスクープ」で、四つ葉のクローバーの話がありました。5つ葉、6つ葉、7つ葉なんかもあるらしいです。今朝散歩でちょうどクローバーがあるとこを見つけたので、「四つ葉のクローバー見つかるかな?」と探したら…なんと!5つ葉のクローバー発見!!うわ、ホンマにあったわ!「ごめんね~、この葉っぱもらうね~」とクローバーにお断りして、5つ葉を連れて帰りました。写真載せたいんですけどね、撮ったipadが調子悪くて、何度やっても読み込めないんですえーん写真は後から載せますねウインク

 

 

さてさて、5月になりましたね。

5月にはいろんな花が咲き乱れますね。牡丹にシャクヤク、菖蒲、藤、バラ、ツツジ、名前は分からないけど香り豊かな小さな白い花…などなど、どれもこの時期を彩る素敵な花々です。中でも、旦那ちゃんにとって、牡丹は特別な花です。それは、魂の父と呼ぶM先生との思い出の花だからです。

 

 

旦那ちゃんが子どもの頃、M先生はよくご自宅に旦那ちゃんを呼んで、一緒にご飯を食べたり息子さんと遊ばせてくれたりしてました。M先生のお家は奈良の長谷寺の近くで、牡丹の花で有名です。小学校を卒業してからも、5月になると「たっすん(旦那ちゃんのあだ名)、牡丹の花が咲いたぞ、見においで」と声をかけてくれました。そして長谷寺の牡丹を一緒に見に行って、M先生のお家に一晩泊まって家族団らんを思いっきり味わうのがお決まり。大人になってからもそれは変わらず、毎年家族連れで遊びに行くのが定番でした。

 

 

ある時、M先生が「おい、たっすん。同窓会を開こう。お前みんなに声かけて集めてくれ。」と言いました。暴れん坊だった旦那ちゃんが声をかけたって怖がって集まるはずがない、それに連絡先なんて誰も知らない…旦那ちゃんは断りました。しかしM先生は「お前がやることに意味がある。その意味は後で教えたるからやれ。」といって名簿を貸してくれました。旦那ちゃんはしぶしぶ承知し、何とかクラスの半分25人を集め、第1回の同窓会を開きました。

 

同窓会は大盛り上がり!思い出話に花が咲き、M先生と旦那ちゃんの「馬乗り事件(詳しくはコチラ)」も話題にのぼりました。閉会の挨拶で、M先生は皆の前で、涙ぐみながら話してくれました。「クラスでいちばん暴れん坊で、だれもがヤ○ザになると思ってたたっすんが、こうして皆の為に頑張って準備してくれた。そして気功療法で人の役に立ち、今では「先生」と呼ばれる存在になってる。あんな暴れん坊がこうして皆に喜ばれる人間になってくれたことは、僕にとって教師冥利に尽きる。たっすん、ありがとう。」

 

それ以来、同窓会は毎年続き、牡丹の花が咲く5月によく開催しました。

 

 

ある日、連絡がありました。

「M先生が亡くなった。」

 

少し前から体調が優れないとは聞いてました。でもすぐに元気になって、また牡丹を見ながら話ができると思っていた旦那ちゃんは、その一報で真っ白になり、身動きが出来ませんでした。世界から音も色も一切なくなり、ただ呆然と立っていました。

 

葬儀の日、まだ信じられずに式場へ向かいました。
式場へ着くと、顔見知りの人達が沢山います。お世話になったM先生の奥様も、一緒に遊んだ息子さんも、Mのおばちゃんもいます。棺の中に横たわるM先生にお会いした途端、押さえていた感情が爆発し、暴走しました。

 

「先生、僕を置いていかんといて!」

 

棺の横に座り込んで、棺にしがみついて大声で泣き崩れました。そこから動けませんでした。ずっと傍にいたい、一緒に棺に入りたい、もう一人になるのは嫌や。死に物狂いで棺に取りすがり、離そうとする手を振り払い、半狂乱で泣き叫びました。

 

「ケン坊もうええ、もう分かった。M先生ももう十分分かってくれてはる。分かったから手を離しぃ。」Mのおばちゃんの声でようやく我に返り、棺から手を離しました。棺から離れる時、半身を引き裂かれるようで、ツラくてたまりませんでした。

 

 

M先生の葬儀から、ずいぶん長く旦那ちゃんは別人のようになりました。世界が色あせて見えました。肉親だけでなく、魂の父まで亡くした二重の喪失感が旦那ちゃんを襲い、生きる気力を失いました。しかし、気功療法を求める人たちが旦那ちゃんを待っていました。この人達に気功療法を届けるのが僕の使命…ただその想いだけが、旦那ちゃんをこの世に繋ぎ止めていました。

 

魂の抜け殻のようになっていたある日、往診の帰りです。赤い牡丹の花が目に飛び込んできました。「あぁ、牡丹か。」M先生のことを思い出し、あれからもう1年たつんだなぁ、と思いました。その時、M先生の意識と繋がりました。

 

人は誰でもいずれは亡くなる。

そればかりに囚われてたら前に進めない。

たっすんを待つ人達が大勢いるのを忘れてはいけない。

5月に私(M先生)が亡くなったのは偶然じゃない。

思い出が詰まった牡丹の花で私を思い出せるため。

牡丹の花は、いつも見守っているというメッセージなんだよ。

 

M先生のメッセージを受け取って、ようやく旦那ちゃんは立ち直りました。そうや、いつも傍にいてくれてんねん。せやったら、M先生に喜んでもらえるように精一杯生きて使命を果たそう。それがM先生への恩返しや。

 

 

M先生が亡くなって、去年17回忌を迎えました。

旦那ちゃんは毎年5月にM先生のお墓参りに伺います。そして毎年電車の中で、M先生との牡丹の思い出を話してくれます。私はM先生とお会いしたことはありませんが、きっと旦那ちゃんと一緒に守ってくれてはるような気がしてます。

 

今年もおはぎを持って、M先生のお墓参りに行きます。

 

 

 

全ての方に支えられて、私たちがあります。

これからも魂を込めて、気功療法を送り続けますね花束

ありがとうございました。

 

明日も幸せ溢れる一日になぁれキラキララブラブキラキラ虹