冒頭は「映画に行くまでの流れ」です。
後半より映画の感想があります。
<↓以下感想↓>より映画に触れていますのでご覧ください。
去年からずっと気になっていた場所があります。
「鎌倉」
年の瀬に関東のうさぎさん(婚約者)の実家にお邪魔した時、どうしても行きたかったので観光して来ました。
ちゃんとした理由がないのですが、「鎌倉」がどうしても気になって仕方ない。
関西に帰って来てから友達と話している時に鎌倉観光の話をした時の事。
友:「鎌倉行ってみたいねん。今映画やってるやん、あれ」
(俺です(笑)これで統一します):「映画?どんなやつですか?(テレビありません。友達は年上の人です)」
友:「えっ?『鎌倉ものがたり』やん」
どうやら『鎌倉を舞台にした映画』がやってるらしい。
この時初めて知りました(笑)
:「それどんな映画なんですか?」
友:「妖怪とか魔物が日常生活に溶け込んでる鎌倉を舞台にした話。あっ、あと漫画が原作で、主人公が作家夫妻で新婚やねん」
:「へぇ〜、設定が面白そう♪ほんでどんな話なんですか?」
友:「えぇ〜と・・・・・・鎌倉を舞台にした話(笑)」
どうやら全く知らないらしい(笑)
ただ気になったので昨日観にいくことにしました。
(レイトショーだったのでほぼ貸切(笑))
ちなみに映画館に来たのは2〜3年ぶりです。
ただ今回、友達の限られた情報のみで観に行きました。
なんか久々に映画館で観ると思った時、小学校の頃を思います。
昔ってネットもなかったので情報は限られていました。
今は調べれば、なんでも手に入る時代です。
ただなんか味気ない
そう思うと小さい頃は映画一つ観るだけでも「どんな映画だろ?」とワクワクした事を思い出します。
一応世界観とかの前情報があったのでそのまま行くことにしました(笑)
いつもと違うワクワクが胸の中にありました。
ちなみに行く道中の信号待ち
前に停まった車のナンバーが【湘南】
僕は兵庫県に住んでいるので、湘南ナンバーを観るのはほぼ皆無です(笑)
しかも夜でそこまで車通りが無かったので、これには驚きを隠せなかったです。
これは何かに導かれているとしか思えなかった(笑)
「鎌倉ものがたり」の詳しい情報は公式HPにお任せします
公式HPはこちら(外部サイトに飛びます)
・簡単な解説
歴史の教科書にも載っている有名観光地・鎌倉。
実は魔界と黄泉の国の出入り口となっていて、人・幽霊・神仏・魔物たちが共存して暮らしている不思議な国。
年代をあえて決めず、80年代の日本を彷彿とさせる世界観。
その鎌倉を舞台にした、鎌倉在住のミステリー作家と東京から嫁いで来たお嫁さんの夫婦愛の物語。
<↓以下感想です↓>
大体、友達が言っていた世界観が合っていて良かったです(笑)
この映画、とても色んなことを考えさせられました。
この鎌倉では幽霊も神様も魔物も当たり前のように住んでいて、生活に溶け込んでいます。
僕は人間なので人間の世界に溶け込んでいるように思うけど、人間もこの世界を構築する一つのピースにすぎない。
あくまで“自然の一部”のように思います。
・貧乏神が家に住む
途中主人公の家に貧乏神が住み着くシーンがあり、そこも印象的です。
普通、貧乏神って嫌なイメージじゃないですか?
むしろ早く外に出て欲しいじゃないですか?
だから最初、主人公の正和は追い出そうとします。
ただ貧乏神も神様の1柱でとても強力な力を持ち、その力をほとんどセーブして、ほんの些細な不幸をふりまく存在。
家に住み着くことになります。
妻の亜紀子はとてもお人好しで優しい性格の持ち主です。
「どうせうちはすでに貧乏だから、これ以上貧乏にならない」
「それに貧乏でも先生(正和のことです)といれれば幸せです」
そういって屋根裏にいる貧乏神を呼んで一緒に食卓を囲みます。
貧乏神は最初戸惑いながら白米を一口食べて、動きが止まりました。
「貧乏神になって804年。こんなに優しくしてもらったのは生まれて初めてだ」
そう言って号泣するんです。
なんかこの時にたとえ嫌われる神様でも感情は存在すると思ったんです。
それからしばらく住んで、亜紀子にいつも背負っている袋に何があるか聞かれます。
中身を色々と見せ、その中のお茶碗を亜紀子が褒めます。
すると貧乏神が「あんたにあげたい。もらってくれ」と言いますが、亜紀子は大事な物だと思うから貰うのは申し訳ないと止めます。
そこで以前、食卓の囲んだ時に貧乏神が気になっていた100均のお茶碗を持って来て交換する事にしました。
その時、次に憑く人の候補の書物が神の国から届きます(派遣システムらしい(笑))
そこでのサラッと言った一言がすごい印象的なんです。
「次はこいつを“懲らしめに”行く」
正和に憑く前は資産家の家に居て、あくどいやり方でお金を稼いでいた人物です。
劇中では殺害されていて、そこで心霊捜査も兼任している正和が現場に赴き、「先生」と呼ばれているのでお金持ちだと勘違いして貧乏神が取り憑きます。
この劇中の貧乏神って【道を踏み間違えないように気づかせる】神様なのかと思ったんです。
自身の力をセーブして正しい方向に進むよう、「小さな不幸」を起こして自分の進む道を改める。
とても優しい神様のように感じました。
劇中でも「目に見えるぐらい貧乏になる」というより「些細な不幸が重なる」ように表現しています。
たとえ不幸なことがあっても、それって実は“自分の為に”起こっている事かもしれない。
それから【何かを気付きなさい】ってメッセージのように感じます。
「こんな居心地のいい場所、ワシには毒じゃ」
「あんたに幸があることを願っているよ」
そう言って次の人の場所へ飛び立ちます。
だいぶ長くなってしまったので、流石に分けようかと思います(笑)
<続きはこちらです↓>
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