3連休、特に予定もないので秩父街灯巡りへ
ポイントの気温は20℃、涼しくてサイコ〜〜!
毎日暑すぎるので、虫採りよりもとにかく涼しい山に逃げたいという気持ちの方が強い
この日はミヤマの♂が多かった
アカアシクワガタが欲しかったが採れず
電車+カーシェアの旅なので、一通り見終わった後は始発の時間まで仮眠
この時期の山での車中泊は家より快適かもしれん 笑
12/15(木)
与那国から石垣に戻り一夜明けた
おぉっ!ちょっと晴れ間見えとるやんけ!
と思ったのも束の間、分厚い雲がすぐにやってきて雨が降り始めた…あれ、今日の石垣は曇りの予報だったはずなんだが?当てにならんねこの時期の予報は
というか、暖かい南の島にバカンスに来たはずなのにずーっと寒いのだが…
沖縄の人も冬にダウンを着る、と聞いてそんなバカなと思っていたのだが、ようやく理由が分かった
気温は20度近くあるのだが、冷たい北風が強く吹くため思った以上に寒く感じるのだ
こんな天気じゃ釣りもできそうにない…
やるか…?ヤエヤマネブト
石垣ではのんびりするつもりでいたのだが、他にできることもなさそうなので、昨日の夜に洗ったばかりの装備を身につけて山へ向かった
改めて来て思うが、石垣の森は道路脇でも大きな木がたくさん生えてるし、藪も薄く入りやすい
与那国の環境の厳しさを改めて実感した
ヤエヤマネブトもまともに採った記憶はない
昔マルバネ採集の下見をしている時に、なんとなく割った材から数匹幼虫を出したのを覚えている
ただ、上手く飼育できず死なせてしまった
その時と同じポイントを目指して山を進む
…適当に倒木をひっくり返したらサキシマハブが出てきた
びっくりした、そうだ、ここは与那国と違ってハブのいる島
冬という時期もあり、完全に油断していた…
その後はしっかりと注意を払いながら倒木などを見ていく
すると…
ぉおおおおっ!!??
こ、これはヨツモンオオアオコメツキの幼虫じゃないか!!??
ヨツモンオオアオコメツキはまだ採れていないので嬉しい!!
成虫になるまでは数年かかるようで、上手く飼育できるか分からないが持ち帰ってみよう
その後も捜索を続けるがヤエヤマネブトが採れる気配はない
そしてようやく見つけた赤枯れ材
この感触、あるぞ、あるぞ…っ!!!!
おぉぉ!!!このサイズの幼虫は…!?
出たぞ!出たぞーーっ!!!
って、アレ??
君なんかお尻違くない!!??
…コガネ系幼虫でした、崩していくと出るわ出るわ…念の為お尻チェック、全てコガネ、ヨシ…
有識者の先輩後輩達に聞いたところヨツバコガネ系の幼虫らしい
オオヨツバコガネだったら大事件らしいが、ネブトも採れない男がそんな運を持っているわけもないのでタダヨツバだろう
ヨツバコガネも初採集なので、一応持ち帰って飼育してみるか…
→その後3月頃に無事ヨツバコガネとして羽化しました
…雨は相変わらず止まない
昼前にはもう切り上げた
雨足は強く全身びしょ濡れ、下半身は泥まみれだ
やろうと思えばまだやれるが、もうやめだ
林内は滑るし、こんなコンディションで続けられるほどのモチベーションがない
ヤエヤマネブトなら過去に採ったポイントも分かるしいけるだろう、と思っていたがこっちもダメとは…
ネブトだけを狙おうとするとこうも難しいのね…
東京に帰るのは明後日だ
時間はまだあるが明日も雨予報、どうせ今日と違って予報通り降るのだろう
もう虫採りはやらないよ…
12/16(金)
南風が吹き、気温は24度くらいまで上がった
前日は一日中雨だったが、この日は数十分間隔で日が出たり雨が降ったりと、天気が目まぐるしく変わっていた
雨が降ってなければ半袖短パンでちょうどよく、ようやく沖縄に来たという感じの過ごしやすい1日だった
ただ、降る時はがっつり降る天気だったので山へは行かず、雨が上がったタイミングを狙って釣りをして遊んだ
全然釣れなかったけど…
12/17(土)
午前の便で帰るだけなので、ホテルをチェックアウトしてそのまま空港へ向かう
まぁ、虫採り旅ではなく、バカンスのついでに虫でも探すかな、という旅だったんだよ
石垣島は虫とか関係なしに好きだから来たんだよ
だから別にいいんだよ…
年末までゆっくり過ごして、年明けから頑張って働こう
今年もお疲れ様でした
この話は2年ほど前に転職したばかりの男が色々あってまた転職することになり、有休消化中に石垣島と与那国島へ行く物語である
そして石垣島ではのんびり過ごして、与那国島でヨナグニネブトクワガタを採るという計画を立て、嵐の中必死に探すも見事にボーズを食らう物語である
さて、せっかくの長い休みだが12月というのは虫採りには微妙な時期だ(冬はオサ掘りがあるが、もう採りたいものは大体採ったし…)
夏〜秋くらいに休めれば最高だったのだが、そんなに都合よくいくわけもなく、仕方がない
今回石垣島を選んだのは採集などではなく、暖かい南の島で1週間ほどのんびり過ごしたいと思ったからだ
しかし、ここでヨナグニネブトというムシが頭を過ぎる…
基本的にネブト系は集めていない自分ではあるが、写真でしか見たことのないこのヨナグニネブトはヤエヤマネブトとも微妙に違い、大型個体のスッと尖った大顎がカッコいいなと密かに思っていたのである
ネブトなら冬でも材採で採れるか…?
与那国は5年前にもノブオオオアオコメツキを採るために来たが、材採をしたら暑すぎて死にそうになった思い出がある → 2017ノブオ採集編
それならせっかく石垣島に行くこのチャンスにこの虫を改めて狙ってみようと思い立ったのである
12/13(火)
前日の夜に石垣に入り、カーシェアのナイトパックを利用して朝まで時間を潰した
夜釣りでもしようかと思ったが、天気が悪いので特に何もせず車で熟睡してしまった
10:15発の飛行機でいざ与那国島へ
与那国には1泊だけする予定だ
予報では10mを超える強風で、雨も降りそうな予報だが大丈夫だろうか…
無事与那国島に到着
残念ながら時々雨も混じり嵐のような天候だ…
宿の人に聞くと冬はだいたいこんな感じとのこと
冬の沖縄地方は天気が悪く荒れやすいと聞いていたが、与那国ほどの小さい島ともなるとモロに影響を受けるのだろう、厳しい環境なんだな…
山に入っても風をかなり感じる
とりあえず開けた場所を見つけたのでそこから入って攻めていく
倒木の樹皮を剥がすとサキシマヒラタの幼虫が一気に3匹も現れた
ミヤラヒメヘビも倒木から出てきた
…しかし、ヨナグニネブトはかすりもしない
ネブト材と言われるフレークが溜まっている材が全く見つけられない
シロアリと一緒に見つかるという情報もあるが、シロアリが入っている材は見つかるもののネブトがいそうなフレークが溜まっている材が無い
ようやくそれっぽい材を見つけたものの、出てきたのはハナムグリ幼虫…
飼育品で出回ってる産地であるインビ岳にも行ってみたが、藪が濃すぎてとても入れそうにない
結局何の手掛かりもないまま日が暮れてしまった
太陽も一切見えない空模様なので、日本で最後の夕日が見える西崎にも行かず、宿に戻って早々に寝た
12/14(水)
爆風が窓を叩く音と相部屋のオッサンの爆音イビキで夜明け前に目を覚ます
日が登ってから外に出ると昨日よりも更に風は強く、大荒れ
あれ、これ飛行機大丈夫??今日石垣戻れる??
心配で直接空港まで行って聞いたが、朝一の便は飛んでいるようだ、すごいな
昨日に続いて雨は降ったり止んだりで、雨が降ると台風のような感じだが、やるしかない
昨日諦めたインビ岳の藪にも思い切って突撃し、びしょ濡れになりながら必死に採集をする
…が、採れない…
倒木、立ち枯れ、洞など出来る限り手をつけていったが、あっという間に時間は過ぎてしまった
最後の最後にこれは絶対ネブト材だろ!と思った材から大きなサキシマヒラタの幼虫が出てきた時は泣いたね
満田原公園で片付けをして、展望台へ寄る
ここは昔ヨナグニマルバネの生息地だったそうだが、切り拓いてこの公園が作られたらしい
こんな山奥の公園を誰か使っているのだろうか
厳しい2日間だった、最果ての与那国島まで遥々来て成果なしに帰ることになるのは辛い
ネブト系は今まで他の虫を探してる時に採れるものだったので、集中して狙えば1泊で余裕で採れるだろうと甘く見ていた
何が悪かったのだろうか…
ネブトもマルバネがいるような森の深くまでいかないとダメだったのだろうか?
しかし、あの藪を掻き分けて深入りするのは相当キツい
かつてヨナグニマルバネを採っていた先人達はあんな場所に入っていったのだろうか
頑張ったと思う、それでダメだったのだからしょうがないはずだ