ローズヘアタランチュラ(チリアンコモン)飼育方法 | 週末虫採り手帳

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ローズヘアタランチュラ(チリアンコモン)

名前の通り南米(チリ、アルゼンチン)を原産地とするタランチュラである


以前はペット用タランチュラとしてかなり安価に流通していたが、最近は輸入規制が変わったようであまり入らなくなったそうだ

正確な購入時期はもう忘れてしまったのだが、我が家ではもう15年くらい生きている
数あるペットの中でもダントツで強い生き物であると思う
このタランチュラに関しては正直褒められたものではない飼い方をしているのだが、結果として長期飼育ができているため正直お伝えしたいと思う

▪️長期飼育のコツ
とにかく放置、餌やりは年数回、加温も冷房もしない

…これはコツなのか?
生き物を飼う者としてあるまじき内容であるが、これが事実なのだからしょうがない
このタランチュラ、逆にどうやったら死ぬんだ?というくらいあらゆる状況に強いのである

飼い始めの頃は1〜2週間おきにデュビアをあげていたのだが、割とすぐに拒食に入った
その後も食べたと思ったらまた拒食…というのが続き、面倒になって世話を放棄した時期があったのだ
何ヶ月も餌をやらないまま冬を迎え、加温も加湿せず棚の奥に放置、水もあげていなかったと思う
翌年暖かくなった頃思い出したように様子を見ると普通に生きており、元気に餌を食べたのでとても驚いた
もともとの生息地が砂漠地帯という極限に近い環境であるためだとは思うがそれにしてもである、本当に不思議な生き物だ

ちなみにタランチュラ類全般に言えるのだが、長生きするのはメスだけである
オスはもともと短命なのでこの限りではないことを留意していただきたい

▪️飼育環境
カブトムシなどを飼育するプラケで問題ない
広さも必要ないと思う

床材はヤシガラ、カブトムシやクワガタ用のマット、ソイルやサンドなどなんでもよい

夏も冬も室温で管理している(12℃〜30℃)

本種は乾燥した環境に適応しているようなので、加湿も不要

これは床材を交換した直後の写真だが、すぐに巣を張って糸まみれになる


▪️餌
我が家ではデュビアの成虫を1回につき1匹あげている
頻度は暖かい時期は月1〜2回程度、適当に思い出した時に与えている
冬場は全くあげていない
特に加温はしないので餌やりの時期はだいたい部屋が暖かくなる5〜10月あたりに限られる

なので年数回しか餌やりをしていない

かわいそうだと思うかもしれないが、食べない時は全然食べないのだ
元々こういうペースで生活している生き物なんだと、そのうち思うようになった

食い気がある時はゲージ内に餌を落とすと振動を感知して即座に反応し抱え込みにいくが、そうでない時は全く反応しない

▪️水
水は飲むので必要

が、数ヶ月水を切らしても普通に耐える

水容器は適当なものを入れておこう
カラカラになった容器に水を注ぐと割とすぐに寄ってきて、飲むところを観察できる
なので可能なら水は常にある状態にしておいた方が良いと思う
水がなくても耐える生き物ではあるが…これを読んでいる方はちゃんとあげてくださいね(自戒の念