週末、急遽虫友からユキグニコルリクワガタの新芽採集の誘いを受けた。
既に翌日別の採集に行く予定があったため体力的に悩んだが、実はユキグニコルリ採集には行ったことがなかったので、ハードな週末になることを覚悟のうえで決行することに
…とはいえ誘われたのは既に実績のある新潟の妙高市のエリア…ルート検索して出てきた所要時間に怖気付いてしまい、もうちょっと近い湯沢エリアはどうかと提案したところありがたくも納得してもらった(体力&気力なくてスミマセン)
ということで早朝に東京を出て8時過ぎには湯沢へ到着
詳細なポイントはお互い全く知らないのだが、湯沢は採れると聞いたような気がする、それだけの理由で来てしまった
早速目当てにしていた標高の高いエリアへに続く林道の入り口へ向かうが、なんとまさかの通行止め
しかし簡単に採れる(と噂の)湯沢なら大丈夫、と改めてGoogleマップを見るも、意外と車で登れる林道が見つからない
それならばスキー場のリフトに乗り標高を上げて歩くか、と思うもどこも営業していない
…あれ?もしかして詰んだ?
不穏な空気が漂うが、とりあえず標高は低めだが車で登れる山へ行ってみることに
ユキグニコルリといえば残雪の中採集するイメージだが、ここの山も麓から見る限りはもう芽吹き終わって青々としている様子
時期的にも終盤なのでかなり標高の高い場所でないと厳しいだろうとの見立てで、ダメ元感が漂う…
しかし山頂の方ではまだ一部新芽は残っている様子だった
車を降りて新芽を覗こうとしたその時…
!!!????
いた!!!
ユキグニコルリの♂が蜘蛛の巣に絡まってもがいているではないか!?
周辺を見渡すと飛んだり、枝を歩いたり、新芽に潜っている個体が次々見つかる
青いボディが美しい
100均で買ったスマホ用マクロレンズで全て撮影しているが、なかなかよく撮れるもんだ
ユキグニコルリといえば青いカラーが特徴だがここでは緑色系の個体も見られた
青い個体でも長野あたりのものと比べると少し色味が異なるようだ
ギフチョウもわずかだが見られた
山頂付近の日陰にはわずかだがまだ雪が残っていた
素晴らしい景色に心が洗われる
気温は25℃程まで上がり、すっかり初夏といった感じ
イメージしていたユキグニコルリ採集とは全く異なるものだったが、沢山のユキグニコルリを見ることができた













