大切な人をなくしたあと、
どう生きていけばいいのか
わからなくなることが
あります。
かなしみやさみしさ、
怒りや後悔、
理由のない不安に
包まれることも。
それはとても自然なことです。
ひまわりの空は、
無理に元気に
ならなくていい場所。
立ち直らなくていい。
そのままのあなたでいい。
大切な人との絆を感じながら、
かなしみや揺れる想い
(グリーフ)とともに
生きていく時間に
そっと寄り添っています。
私は、20年がん看護に
携わってきた現役看護師です。
2021年、突然長男をなくし
遺族になりました。
「こんな居場所があったら」
そう願って生まれたのが
グリーフケア ひまわりの空です。
和泉 ゆな
𓂃𓈒𓏸𓂃𓈒𓏸
今日はお話会でした。
ご参加いただいた皆さま、
ありがとうございました。
今日は大切なあの人を
なくしたあとの人間関係で
大切なことについて
お話します。
私が大切な長男をなくしたあの日。
私は長男をなくしました。
あのかわいい笑顔には
もう二度と会えない。
あの愛しい長男を
二度と抱きしめることはできない。
でも。
長男をなくしたことによって
私がなくしたもの。
他にも、
たくさんたくさんありました。
長男だけじゃないんですよね。

今まで当たり前にできていた
仕事や子育て。
食べたり眠ったり、
他の人と会話をしたり。
そんな当たり前の日常すら
送れなくなりました。
長男とこれから過ごすはずだった
長男との未来や希望も。
そして人間関係もなんですよね。
もちろん、長男をなくす前と
変わらず接してくれる人もいます。
でも、
人間関係に変化が起きることも
ありました。
長男をなくす前、
私のまわりの人間関係って
たくさんありました。

職場の上司や同僚、
長男の保育園の先生方や
長男のお友だちやそのママなど、
長男の保育園関係、ママ友、
学生時代の友人、家族などなど。
私自身、当時、まわりに
子どもをなくした人なんて
いませんでした。
まわりを見渡せば、
みんな笑ってて
みんな楽しそうで。
私だけ違う世界に来てしまった。
そしてもう二度とあの世界には
戻れないんだ。
それを感じたとき、
孤独感や疎外感は
とてつもなく大きかったです。
誰も子どもをなくした
私の気持ちなんて
わかるはずがない。
長男をなくした上に
私はひとりぼっちになった。
そんな感覚すらありました。

そんなひとりぼっちの私が、
きらきらしながら笑っている、
そんな世界にいる人に
自分の想いを話したら、
どんな反応をされるんだろう。
何か傷つけられることを言われるかも。
そんなことを考えてしまい、
自分から話す勇気は
なかなか出ませんでした。
当時はそんな世界の人たちと
話をするのも苦痛でした。
自分から距離を取っていたようにも
思います。
もしかしたら、まわりの人は、
私のことを気にかけてくれたり
心配してくれたりしている人も
いたのかもしれません。
でも、
なんて声をかけたらいいんだろう。
どんな顔をして話せばいいんだろう。
そんなふうに感じて、
気にはなっているけれど
実際には声をかけられなかった。
そんな人もいたのかなと
今は思います。
それは、昔から
日本という国が死をタブー視する。
そんな文化的背景も
大きく関係していると思います。
こんなふうに考えると、
死別の前後で
人間関係の変化が起こるのも
ある意味、自然なことなんですよね。
喪失を経験した人も、
その周囲の人たちも
人間関係を変化させたくて
こうなってしまうのではない。
でも、そうだとしても。
人間関係に変化があったり、
疎遠になってしまったり、
誰かの態度に傷ついたり
する人もいるかもしれません。
大切な人をなくしたあと、
人間関係において大切なこと
一つ目です。
自分がその人と関わることが
苦しい、しんどいと感じたら
その人から離れる選択を
してもいいということ。
その人と本当に縁があれば、
時間が経過していく中で
また関係性が戻っていくことも
あるでしょう。
人間関係において、
離れるとか距離を取るという選択を
ダメだとか、悪いなと
思わないでいいんです。

自分の気持ちをジャッジせず
自分の気持ちに素直で
いていいんです。
そしてもう1つ大切なこと。
孤独感や疎外感を感じたり、
人間関係にも変化があったあなたが、
安心してご自身の想いを
吐き出したり、語れる。
そんな人や環境を持つことです。
あなたにとっての、
そんな居場所はありますか?
ひまわりの空では、
あなたのお話を
大切に聴かせていただきます。
想いを言葉にしても
言葉にできなくても
次回は1月24日(土)
14:00~16:00/対面開催
大阪府岸和田市
光攝寺(こうしょうじ)にて
参加費/500円(お菓子つき)
※どちらも大切な人を
なくされた方どなたでも
ご参加いただけます。
ご質問なども、公式LINEから
受けつけています。
なお、ご登録だけの場合、
こちらからはどなたかわかりません。
もし差し支えなければ、
スタンプをひとつ送っていただけると、
こちらからお返事させていただきます。
もちろん、
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