[「王の男」10周年]今日(12日)記念上映会..「アジアファン殺到」予想②
映画「王の男」が公開10周年を迎え、意味深い席を用意する。
「王の男」は12日午後、ソウル麻浦区上岩に位置する韓国映像資料院で封切り10年を迎える年を記念して上映会を持つ。毎年主演俳優イ・ジュンギファンクラブを中心に「王の男」公開日に合わせて開催されたイベントであったが、今回は'10年'という時期的な意味まで持った。
この日イ・ジュンギファンクラブはもちろん、イ・ジュンギとイ・ジュニク監督も一緒にする。午後二回上映される映画を鑑賞して前後の時間に祝う時間を持っていると思われる。
イ・ジュンギ側はイーデイリースターinに「毎年記念したが、今年は意味が違うようだ」とし「毎年食事に招待ファンにも感謝して、俳優自らも大きな意味になるだろう」と伝えた。
この日の行事には、過去のイベント、当時よりも多くのファンが殺到するものと見られる。ドラマカムバックの便り、ハリウッド進出ニュースなど、次回作の歩みにも活発に出ているだけに「グローバルスター」に成長しているイ・ジュンギの海外ファンたちも集まっすると予想される。
「王の男」は、2005年12月に公開した。当時300万人の観客が来たら良いと予想された作品だった。 「時代劇は陳腐だ」という先入観がその時も強かった。 1000万人の観客に成功した結果を置いて「茶母」、「宮廷女官チャングムの誓い」、「海神」「不滅の李舜臣」などの時代劇ドラマがTVで相次いで成功を収めた延長線上で「王の男」も光を見ることができる分析が出てきた理由だ。
映画ならではの強みを認められることに成功したりもした。似たような時期に公開された「スキャンダル - 朝鮮男女相悦之詞」が900カットで撮影されたものと比較して1800カットで撮影して話の展開を迅速かつ密度ように配置して、観客の心を捕らえた。その中詰めコンギル、チャンソ、ヨンサン、ノクス、チョソンなど5人物円キャラクターの強さがそれぞれ寄り添い好評を聞くこともした。
「イ・ジュニク監督の表史劇」という言葉が力を得た背景にも「王の男」があった分析である。イ監督の史劇は、その時代の枠組みを越えたのに強みがあった。 「王の男」は、芸人コンギル、チャンソの構図を介してヨンサンやノクスなどを持った者に対する批判的な視線が入れられたという解釈も引き出した。当時主流社会に対する幻滅感を高めた 「黄禹錫波動」とかみ合ったりもした。しかし、甲(甲)の不条理さは、政治、経済、社会、文化などの分野と時代を問わず繋がるものだ。結局、「王の男」は、「時代の普遍的な感性」を扱った映画として残っている。
イ・ジュニク監督は、今年の映画「使徒」で戻って笑った。彼の強い「監督の精神」で観客と通じた。 「王の男」と同様に「使徒」も物語で底力を得たという反応だった。王祖と世子使徒、世孫正祖につながる家族勝負を見た。 8日間の悲劇を冗長に解放するミクロ的な視野で、カメラを取った。時には、3代にわたる数十年の歳月を巨視的な視線で映した。教科書を見ているよう、映画を楽しむように妙な綱渡りの中でも「正統史劇の真正性」を逃さない力を見せてくれた。
「使徒」の成功に「王の男」10周年までかみ合わ2015年は、イ監督にこれまで以上に意味深い時間になると思われる。