豊臣秀吉の歯 | ビジネスモデルプロデューサー           河辺よしろう の法則 

豊臣秀吉の歯

『豊国神社』

ご存知ですか?
豊臣秀吉の「豊公御歯」が豊国神社の
宝物館で間近に見られること。

つまり、豊臣秀吉の「歯」です!

劇込みの京都ですが国立京都美術館のある
三十三間堂、知恩院辺りのエリアは
ゆったりしています。

清水寺から下って六波羅蜜寺にお詣りして
徒歩で国立京都美術館の裏手にある
豊国神社から、国立京都美術館で
現在開催中の「親鸞 生涯と名宝」展へ。




時間がないので今回は親鸞の師匠に
縁の知恩院で、狩野探幽にならび
名を馳せた狩野尚信の数少ない障壁画や
庭園を見ることはできませんでしたが、
その近くにある豊国神社を訪問。

神号「豊国大明神」を下賜された
豊臣秀吉を祀る神社で、豊臣家滅亡と
ともに徳川家康の命により廃絶となった
神社です。

のちに明治天皇の勅命により再興され
現在の敷地の大部分は、かつて京の大仏を
安置する方広寺の寺領であったものが、
明治新政府により収公され、最終的に
豊国神社境内となりました。

ここの唐門(国宝) はもともと
長谷川等伯の作となる『猿猴捉月図』で
有名な南禅寺塔頭金地院にありましたが、
豊国神社再建にあたって金地院から
移築されました。

そもそもは以心崇伝が寛永4年(1627年)に
江戸幕府から二条城の唐門を譲り受けたもので、その前は伏見城にあったとも伝えられている
唐門です。

京都には数々の素晴らしい唐門がありますが、
中でも大徳寺、西本願寺、そして豊国神社の
唐門は京都国宝三大唐門として名を
はせています。

そしてその敷地内にある宝物館には、
なんと実物の豊臣秀吉の「奥歯」が
展示されています。
これがなかなかしっかりとした、
立派な歯です。

なんか間近で見ると、豊臣秀吉のパワーを
感じてしまいます。