神麗 魂の 導き神

 宇宙総帥アリヒト



メラメラメラメラ今回もご訪問くださりありがとうございます。


・・・・・・この願子の男はそれ程悪い男ではないのではないか」

次回続く


「いえ、顔はですね~わりとニコニコしているような感じですが、心が大変悪いのですよ。ひねくれているのですよ。ですから、この女は大変苦労していますよ。そらそうでしょう、私はこいつから騙されて殺されたのですからね~。だからこいつに付ける男と云ったらね~、今度は逆に、この女を苦しめるような男を付けておりますよ。ですからこの男を他の人が視たら、そんなに悪いように見えませんよ、と。そらぁそうでしょ、外面がいいのですよ。しかし、この女は苦労しておりますよ。この男は本当に癖が悪いのですよ。なんにしても。だけどこの女は、この男から絶対別れられないようにしているのですよ。だからもうこの男から抱かれることもできないし別れることもできないし、もう地獄の苦しみを味あわせておりますよ」

「そうか、ではまた少し待て」

子宮頸がんになったと言う事は男性とは交渉はできないと言う事ですか?

とご相談者に

<ですねー、もうできないでしょうねー、酷いらしいですから>

では、今これが喋ったことは合っているという事ですね。

<でしょうねー>

やはりこの怨霊の言う事は間違ってはいなかった。

「おい、もう一度聞きたい」

「は、はぁナニをでしょうか?」

「ならば、もうこの女は男を抱けないようになっていると言うことだな」

「さようでございます。もうこの女は許す事は出来ませんから、もうこの女のアソコをメチャメチャにして、二度と男がだけないようにして、飢えて、ウエテウエラせて、で最後はこの男に半殺しの目にあって、こっちに来るように仕組んでおりますよ」

「そうか、ところでこの女にはお前以外にまだ誰か他に憑いているものはおるのか?」

「この女にですか、う~んナンニンか憑いていると云うよりも・・・うーん、さようでございます。まぁこの女と云うよりも、この男の方に憑いているのがおりますよ。ナンカ私視えるのですが、ナニカ憑いておりますね~」

女に憑いているのは見えないが男には憑いている、とは

「そうか、ではこの女には憑いているのはみえないと云う事か」

「うーん、さようでございますね~、まぁナント云うか・・・うーん、ちょっとここ薄暗くてね~みんな木の影に隠れているのですよ・・・うーん私が休(休憩)んだ時に入っているのかなぁー、まぁ私もハッキリ言えないですね~。何しろ私体中切り刻まれておりますから、もう目を開けて視る暇なんかないのですよ。もう痛くて、イタクテ」

「そうか、だけどお前は百姓のくせしてよく女を抱ける金を持っていたなぁ」

「いえいえ、百姓とは言っても、どうせ安いのでございますよ。金が無いときはこの呑み屋に、あのう野菜を持って行ったりですね~、安い粟(あわ)とか稗(ひえ)とかを持って行ったりね~金の代わりにしてね~酒を呑んだり女を買ったりするのですよ」

「そうか、お前たちは金が無いときは野菜などを持っていくのか」

「さようでございます。私たちの生きていた時代はですね~そんなに野菜が取れないのですよ。もうこう、いつも雨が降ったり土地が干上がったりして、ですから川に行ってカニを獲ったり魚を獲ったり、山に逝ってイノシシを罠にかけたりしてね~、そう言うのを獲って喰っているものですから。ですから余計に獲れた時はそれを、この女がおるような呑み屋に持って行って酒に替えるわけでございますよ」

「そうか、よく分かった、では今でも身体中が痛むと言うのだな」

「そうなんですよ、もう血だらけでたまりませんよ」

「よし、ではまずお前のその身体のキズを治してやる。お前が殺される前と同じ身体にしてやる」

「ヒエエッ!!あなたにそんな事ができるのですか?どど、どちら様ですか、あなたは?」

「お前の頭の上を見てみよ」

次回続く