神麗 魂の 導き神
 宇宙総帥アリヒト

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 ・・・・・と云う感じでね、居るんですよ」

続く

 

 

「別れる訳にはいかないと云うのは、お前たちが別れられないようにしているからではないのか?」

 

 

「うん。まぁ、それもありますねー。要するにこの女を逃したら、もう良い女は出てこないぞ!なんでも良いからコイツを掴まえておけ!掴まえておけ!と言ってね、お互いにね、あのう女に憑いているヤクザもんと私、話し合って別れさせないようにしているんですよ」

 

 

「そうか。では、兵庫治左ヱ門は生涯女房で苦しむと云うことか?」

 

 

「う????ん。まぁ、さようでございますねー生涯、やっぱー苦しむでしょうねー。どうして自分は女運が悪いのだろうか?と思って苦しむと思います」

 

 

「そうか。その他にはどうしているのだ」

 

 

「その他と云うより、要するに日々、恐怖を与えております。ですから夜中なんかですねーもうちょっと何かあるとビクッとね、寝ていてもビクッとして、周りをキョロキョロしてダレか来たんじゃないのか?ダレか来たんじゃないのか!と要するに、何と云うのか幻覚と云うのか、何かそんな感じでね、怯えさせているんですよ」

 

 

「そうか。それはお前がしているのか」

 

 

「さようでございます。私がわざとね、音を出したりとかね、あのう襖がスッを開くとかね、ドアがスッと開くとかね、そんな感じでね、脅しているもんですからね、コイツは毎日毎日ね、もうホント生き地獄のような状態でね、暮らしておりますよ」

 

 

「そうか。生き地獄に合わせていると云うのか?」

 

 

「うん、さようで、恐怖ですよ。前世で自分が人を苦しめて来たね、報いですよ、今。ですからコイツはね、もうクズみたいな女房とね、夜中なんか音がしたりね、なんかスーットと影が通ったと云う感じでね、毎日毎日ビクビクした人生を送っておりますよ」

 

 

「そうか。では、兵庫治左ヱ門の仕事関係には関わってはいないのか?」

 

 

「仕事関係ですか?」

 

 

「そうだ。仕事関係には関わってはいないのか?」

 

 

「う????ん。仕事関係と云っても、要するに私は全てに関わっていますから、コイツが朝、目が覚めて夜、寝ても、ずーーーーっと私視て、コイツに全て悪いように悪いように、人生が悪く悪く回転するように仕組んでおりますから」

 

 

「そうか。分かった。では、ちょっと待っておれ」

 

 

「分かりました」

 

 

>兵庫さん、あなたの弟さんはあまり良い運命をお持ちではないようですねー<

 

 

<・・・そうですねーあのう話を訊く限りでは>

 

 

>で仕事関係もあまり上手くいっていないのではないでしょうか?<

 

 

<・・・そうなのかも知れないですね。何か良く分かりました、ホントに>

 

 

>今までのご苦労は全て前世の報いと云うことのようですねー<

 

 

<・・・はい。やっぱし人を殺めると云うことは、またそう云うことになるのでしょうねー>

 

 

>そのようですね。侍ではあったが色々とあったようですね<

 

 

<・・・・しかし、いい意味で今生ではおとなしくさせているのは、まぁあのう良いことではないかと思っています>

 

 

>しかし、ご本人は恐怖の世界ですからねー。傍から視ると大人しい人のように見えるようだが、本人は恐怖の世界ですねー<

 

 

<・・・そうですねー。それと、私との前世の関わりを>

 

 

>分かりました<

 

 

「おい、もう一度でてくるがいい」

 

 

「なんでしょうか?」

 

 

「ところで、お前は兵庫治左ヱ門には兄が二人居ると云うのは知っているのか?」

 

 

「ああ、いますねー」

 

 

「その上から2番目の兄と云うのは分かるのか?」

 

 

「う???ん。何かみたことありますねー」

 

 

「その2番目の兄と治左ヱ門の前世の関係は知っているのか?」

 

 

「前世の関係、う?????ん。やっぱーここはねー、コイツの家はねー複雑だったんですよ」

 


「そうか。複雑な家だったのか?」

 

 

「うん。さようでございます」

 

 

「どう云うように複雑だったのだ?」


「う????ん。要するにここの家は侍の家庭ではございますが、確かね、一人人間がね、どこかにね、庄屋かどこかにね、やられたんですよ。ですからね、実際の関係と云うのはね、分からないんですよ」

 

 

「そうか。では、その庄屋にやられたと云うのが、今の人間界の兄の内蔵助ではないのか?」

 

 

「う????ん。良く視ていなかったから分からないのですが、複雑な家だったんですねー」

 

 

「そうか。複雑な家だったのか」

 

 

「さようでございます」

 

 

「では、今後、治左ヱ門はどうするつもりなのだ」

 

 

「うん。今後どうするもこうするも、もっともっと不幸にしてやれと思ってね、要するに女にとり憑いているヤツがね、ヤクザもんがね、私に言うんですよ。もっともっとこの男を不幸にするからな、だから、お前もこの男がどうなろうと一切知らん顔をしておけ!ワシヤ、この女をもっともっと不幸にするためには男も不幸にするからな、と云うから私も、ああ!お前の好きなようにせ!と言っているんですよ」

 

 

「そうか、では女に憑いているヤクザもんが治左ヱ門を不幸にすると云うのか?」

 

 

「さようでございます。要するに男が不幸になれば女も不幸になりますから、道ずれですかね。同じようにすると云うから私も、おお、お前がある程度するならしても良いぞ!と言っているんですよ」

 

 

「では、お前はどうするつもりなのだ?」

 

 

「ですから、私は女に憑いているヤクザもんがね、この治左ヱ門をどのくらい不幸にできるか、その状態をみて私は決めようと思っていますから」

 

 

「良し、分かった」

 

 

「なんでしょうか?良し、分かったと云うのは?もう良いんでしょうか」

 

 

もう、いいんでしょうか?

 

 

とは、もう離れても、と云うこと。

 

 

「ところで、お前は殺された方だな」

 

 

「さようでございます」

 

 

「では、ちょっと待っておれ」

 

 

「分かりました」

 

 

>兵庫さん、今お聞きしたように今後は、奥様にとり憑いているヤクザものがこれから不幸にすると云っていますがどういたしますか?<

 

 

<・・・・ああ、なるほど。それも良く分かります>

 

 

>では、この怨霊はもう上にあげましょうか?<

 

 

<・・・・はい。ありがとうございます>

 

 

「おい、もう一度でてくるがいい」

 

 

「なんでしょうか?」

 

 

「お前を今から助けてやる。上にあげてやると云ったのだ」

 

 

「私、ウエ?上ですか?」

 

 

「そうだ。お前は治左ヱ門を何れ殺そうと思っているのだろ」

 

 

「うん。私殺すと云うより、コイツを長生きさせようと思っているんですよ」

 

 

「なぜ、長生きをさせるのだ?」

 

 

「いや、もう人間界でずーーーーーっと苦しみを長く持たせてね、もう90、100ぐらいまで生きらせてね、そしてもう苦しみを骨身に沁みらせてやろうと思いますからね、殺さないで長生きをさせるのです。そして、ヨロヨロになった頃、殺してね、そしてまた生まれ変わったら、また同じことをして百歳まで生きらせたりしてやろうと思っておりますから」

 

 

「そうか。しかし、お前は、その後はどうするつもりなのだ?」

 

 

「いや、その後は地獄へ落としてねー私、この辺でのんびりしょうかな~と思うんですよ」

 

 

「のんびりしようと云うが、そこは真暗だろう」

 

 

「真暗ですねー」

 

 

「そんなところでのんびりしているものが他にもいるのか?」

 

 

「うん。わりとのんびりしているものが居りますよ。なーんもやることがない。ただボヤーとして、ヒトがしていることを見ているんですよ」

 

 

「そうか。お前たちの仲間がしていることを見ているのか?」

 

 

「うん。さようで、ただボーットみているだけで」

 

 

「それでは、お前が可哀想だから先祖のところに送ってやる」

 

 

「セ、センゾ?私の先祖のところ?」

 

 

「そうだ」

 

 

「ああ、さようで、そんなことができるのですか?」

 

 

「できるのだ。だから送ってやる」

 

 

と云って右手を上にあげる。

 

 

すると

 

 

「ああ、それはそれは、願ってもないこと。お願いオネガイ、オオオオオオアアアアアアア////////アウッ!」

 

 

アウッを最後に去って逝った!

 

 

今回の治左ヱ門(弟)は前世、侍だった。

 

 

とり憑いていたのは、女のことで殺された幼馴染であった。

 

 

女のことで、とは、所謂幼馴染の女を身勝手にも横取りしようと企んだ事からなのだ。

 

 

治左ヱ門は子供の頃から喧嘩好きで乱暴者だった、と。

 

 

復讐としては、前世とは逆に今生では『揉め事が一番嫌いだ!』と云うぐらい物凄く気弱にした、と云う。

 

 

また、前世で女を巡って殺されたため、今生では『お前!そんなに女が欲しければ』と云ってクズばっかっしの女をくっ付けている、と。

 

 

で現在、結婚されている奥様も、ダラシナイ女だと云う。

 

 

と云うのも、男なら誰でも彼でも気を引くかのようにしてニコニコして近寄っているからだ、と。

 

 

その奥様とのご縁は、奥様にとり憑いているヤクザものから治左ヱ門にとり憑いていた幼馴染に『つまらん男と一緒にさせたい』と云ってコンタクトがあり、それを了承され一緒にさせられたようだ。

 

 

治左ヱ門は奥様と生活を共にするうちに、ふしだらな女だと分かったが、『この女を逃したら、もう二度と良い女はでてこないぞ!』と幼馴染に暗示を掛けられ別れることすらできないようにされていた。

 

 

生涯、やっぱー苦しむでしょうねー。どうして自分は女運が悪いのだろうか、とも思わさせ悩ましていた、と云う。

 

 

それに、部屋のあっちこっちから異音を出されたり、襖やドアが開くと云う脅しも受けていたようだ。

 

 

故に、毎日毎日生き地獄のような状態にさせられてもいたようだ。

 

 

それは、まるで幽霊屋敷に住まわされていたようなものだったのではないだろうか。

 

 

そして、最終的には、もっともっと不幸にする、と。

 

 

また、100才まで生かされる予定だったらしい。

 

 

しかし、不幸のまま100才までも生かされても、だな~

 

 

今回も最後までお付き合いくださりありがとうございました。