神麗 魂の 導き神
 宇宙総帥アリヒト

 

メラメラメラメラ今回もご訪問くださりありがとうございます。

 

 

 

「東真一(仮名)入って来い!東真一入って来い!」



 

と呼ぶと東真一に憑いている前世の因縁、怨霊は直ぐに入って来た。



 

「お前は東真一か?」





 

と訊いた瞬間首を左に傾げる。




 

で有無を云わさず念を入れる。



 




 

「ウウウウ、ウーッウゥ、、、、」




 

「お前は東真一か?と訊いているのだ」




 

「チチチチ、チ、、、、、」




 

チガイマス、と言いたいのだろうが苦しくてそれどころではないのだ。




 

「お前は東真一にとり憑いているヤツだな!」



 

「ああ、さようでございますさようでございます」




 

「お前は東真一とはどのような関係なのだ?」




 

「コヤツとの関係と云うより、私コヤツから殺されたもんでございますから」




 

「殺されたもんと言うが、お前は前世ではナニをしていたのだ?」




 

「わ、私侍でございました」




 

「侍か」




 

「さようでございます」




 

「では、東真一はナニをしていたのだ?」




 

「コヤツは町のダニと云うかヤクザもんでございましたよ」




 

「ヤクザもんか」




 

「さようでございます」




 

「お前は侍のくせにヤクザもんに殺されたのか?斬り殺されたのか」




 

「イエ、斬り殺されたのではなく、殴り殺されたのです。コイツはもう、酒癖が悪いのなんの、もう侍でもなんでも、もうコヤツは誰でも彼でも喧嘩をふっかけるような悪ですよ」




 

「そうか、ではお前は東真一のことはあまり詳しくは知らないのか?」




 

「う????ん、知るもなにも、こんなヤクザもん、与太相手に私ら侍は取り合いませんよ」




 

「では、なぜお前が殺されるようなことになったのだ?」




 

「それは、まぁ私ら侍ばっかしが行く呑み屋で私ら仲間とワイワイワイワイ言ってみんなで呑んで、そして帰ろうと店を出たところで、たまたまコヤツとぶっつかったんですよ」




 

「そうか、帰りにぶっつかったのか」




 

「さようでございます。そうしたら普通は、侍はヤクザもんでも町人にでも”コラーッ!”と叫ぶんですが、コヤツ逆に、なんじゃコリャー!!と私ら侍に向かって言ったんですよ。それで私らみんなが、なんじゃコイツはー!お前、遊び人かー!!と言ったら、ウルセーー!!!!と言ってもうー大暴れを始めたんですよ。私ら侍がヤクザもん一人に対して刀を抜いて斬り殺す訳にはいきませんからねー、やっぱしみんなが居る面前ですから。誰もいないところならどうでもできるんでしょうけど、まだ町人とかいっぱい居るところでございますから、刀を抜いて斬り合いになったらそれこそみっともないと云うことは、武士の名折れになりますから。そうしたら、ナンジャーー!!と云ってコヤツ暴れだしましてねー、侍をつかまえて殴って来たんですよ。通常、侍を殴ったりしたら、当然、もう打ち首獄門でございますからねー、だからと云って殴られた侍もみっともないからそんことは言いませんから、みんなでコイツを捕まえようとしたのですが、コイツ身体が大きかったもんでございますから、捕まえようとしたらみんな、振り回されてしまうんですよ。そーしてもうコヤツ、傍にあった木刀で私らを滅茶苦茶に殴って来たもんでございますから刀を抜く間もなく、私その場で滅多打ちにされて殺されたんでございますよ」




 

「お前たち侍はヤクザもんや町人相手に刀を抜くのはみっともないと云う気持ちがあったのだな?」




 

「さようでございます。それにこんなヤクザもんに殴られた、なんか言ったらもうー侍の恥でございますから。それこそ侍の名折れで、下手したら切腹もんでございますからねー、だからみんなで真剣につかもうとしたんですよ。だけどもう力が強くて強くてどうにもならんのですよ。みんな振り回されてしまって、そーしたらコイツは周りにあった木刀を持って、木刀でみんなに殴りかかってしまって、その中でも私が一番ガンガンガンガン殴られて、結局気が付いたらこっちに来ていたんですよ」




 

「そうか、そんな暴れもんだったのか?」




 

「さようでございます。そらーもうー大変なもんでございましたよ。他の奴らも殴られましたけど私は特に殴られたもんでございますから殺されてしまって、もう悔しくて悔しくてコイツにとり憑いているんですよ」




 

「そうか、しかし今回、また人間を蹴り殺しただろう。そして、死にかかっている相手を足元にして飯を喰っていたのだ」





 

「さようでございますさようでございます。コイツは残忍やヤツでございますからねー、普通はそのようなことはできませんよ」





 

「そらそうだろうなー」




 

「さようでございますさようでございます、もうですから私、コヤツにとり憑いて復讐をしたんでございますよ」





 

「なに、では今回の殺人はお前が殺すように仕組んだのか?」




 

「殺すようにと云うより、要するに機会があったらコイツに人間を殺させて、そして豚箱にぶち込んで同じことを何回も何回もやらせてやろうと思ってやっているんでございますよ」




 

「ところでお前がこの男にとり憑いて、この男が人間界に生まれたのは何回めだ?」




 

「コイツが人間界に生まれたのは、私がとり憑いてからは、まだ二回目ですよ」




 

「では、お前が殺された時にとり憑いて、その後人間界に生まれたのが今回で二回目と云う事か?」





 

「ところで、お前は殺された時からとり憑いていたのだな?」





 

「さようでございます」






 

「お前が殺された後、お前はこの男がどうなったか知っているのか?」





 

「知っておりますよ」






 

「どづなったのだ?」





 

「奉行所に捕まって、侍を殴り殺したと言うことでコイツも相当酷いことをされていましたね。要するに私ななんかを殴り殺したように、コイツも奉行所で殴り殺されましたよ」





 

「そうか。その後、直ぐにまた人間界に生まれ変わったと云うのだな。そして今回のように人を殺し豚箱に入ったと云う事か」






 

「さようでございます。その後豚箱をでて最終的には喧嘩でなぐり殺されましたね。今度も前も同じようになりますよ」





 

「では、お前が殺されたのはどのくらい前なのだ?」




 

「う????ん、私が殺されたのはちょっと前でございますよ」





 

「では、お前が殺されてから東真一は2回生まれ変わったと云う事か?」




 

「さようでございます。だけど人間界に生まれても、もう直ぐ終わりますからねー、で掴まえていて生まれ変わったのが2回目ですよ。だから前も同じように人を殴り殺させて、そして豚箱にぶち込んでおりますから」




 

「では、今回も前と同じことをさせたと云う事か?」




 

「さようでございます。イヤイヤ、またコイツが人間界に生まれてもまた同じように殴り殺させて、それを何回も何回も繰り返させますよ。腹が立って腹が立って、ホントにコヤツ、こげな暴れもんはおらんのですよ」




 

「そうか、ではお前はこの男が豚箱から出てもまた暴れさせるつもりか?」




 

「イヤ、もう徹底してコヤツに暴れさせますよ」




 

「しかし、今までは一回も豚箱には入ってはいないだろう」




 

「イヤいや、今まで入ってなかったと云うよりも、みんながコイツを怖がるんですよ。コイツはやっぱー身体が大きいから、だから運が良かっただけですよ」




 

「そうか、今まで事件を起こさなかったのはみんなが怖がり近寄らなかったから、と云う事か」




 

「さようでございますさようでございます。今度はちょうどいい塩梅に、また殺されたやつも酒癖の悪そうなやつだったんですよ。ですからちょつどいい塩梅に相手ができたんですよ。だからよーーっし!やってやれー!!と言うことで私がハッパをかけたんですよ。そうしたら、その通りになりましたから、ザマー見やがれ!!と云う事ですよ」




 

「そうか、ではお前はこの男の性格などは分からないだろうなー」




 

「わからんわからん。性格など分かりませんよ。私、呑み屋からでて突然、この男に合ったんですから。コイツはやっぱー前世から身体が大きかったんですよ」




 

「そうか、やはり前世でも身体が大きかったのだな」




 

「さようでございますさようでございます。今の人間界でも大きいですよね、コイツは」




 

「おう、そうだな。お前は良く知っているな~」




 

「イヤ、分かっていると云うより、まぁ同じような顔でございますからねー、前世も今の顔も全く同じようなものでございますから。ですから身体が大きんですよ、コイツは」




 

「そうか、ではお前はこれからも復讐は続けると云う事だな」






 

怨霊の復讐は大体、人間界に4,5回生まれ変わるまでは続けるようだ。





 

その後、恨みが晴れると地獄へと落として離れると云う。




 

「イヤ、やるもやらんも、コイツはもうこれからもどんどん繰り返させますよ」





 

「良し、分かった。また用があれば呼ぶ」





 

「分かりました。いつで呼んでくださいませ」






 

下記は上記の男が犯罪の詳細~~~~~~~


 

暴行後、「最後の晩餐」としてラーメンセットを注文し、捜査員が到着しても箸を止めることなく完食した男!!

 

「男が人をけっている」。9月27日午前0時ごろ、東京都北区田端のラーメン店で、客から立て続けに複数の110番が入った。急行した警視庁滝野川署員は、異様な光景を目の当たりにする。

30席ほどの店内のカウンター近くの床に男性があお向けに倒れていた。口から血を流し、頭の周りには血だまりができており、ぐったりとしている。声をかけても、かすかにまばたきをするだけだった。

署員が客の男性に当時の状況を聞くと、男性は震える手でカウンター席の方を指さした。その先には、大きな背中を丸めながら無言でラーメンをすする男の姿があった。その男が東真一(仮名)容疑者だった。

「あんたがやったのか?」と詰問する捜査員に、東容疑者は「ああ、そうだよ」と悪びれずに答えた。

捜査員が「メシを食っている場合じゃないだろう!」と声を荒らげると、「最後の晩餐なんだよ。捕まっちゃうからな」と平然と言い放ったという。 

同署は傷害容疑で現行犯逮捕。捜査員が無線で署に連絡している間も箸を持った手は止まらず、パトカーに乗り込むまでには完食していた。


 

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今回の喧嘩も前世の怨霊が仕組んだことだった。




 

東真一は前世でも相当の暴れ者だったようだ。





 

なにしろ、前世では侍を殴り殺していたのだ。



 

侍を殴り殺すなどと云うのは映画の中の、乱闘シーンの一コマを見るようだ。
 




 

しかし、怨霊にとり憑かれたまま人間界に生まれたのが今回で2回目だと云う。




 

前回も同じように人間を殴り殺していた、と。





 

・・・・・・・・・・「最悪なことになり後悔してます」と述べ、傍聴席にいた家族に目をやって、号泣する場面もあった、と、記載されている。

 

 




 

今回の事件で、人間界と霊界の多大な時間差、がある程度分かったような気がする。




 

それは怨霊が前世での復讐をしやすいようにするため、も多少あるのではないのだろうか。




 

怨霊の一日は人間界の約三年にあたる。




 

とすると、怨霊の1年が人間界の約千数十年。




 

千数十年となると人間は5回は生まれ変わることになる。(200年おきに生まれ変わるものとして)




 

人間が5回生まれ変われば復讐する回数も5回。





 

わずか1年の間に復讐を5回もすることになる。




 

故に、どんな恨みを持った怨霊でも年に4、5回も復讐すれば、恨みも多少は癒えると云うものだ。




 

という事から、怨霊となりとり憑いて1年で恨みが消えると云う事になる。




 

1年とは言っても人間界では1000年だ?




 

復讐が終わった相手は、用済みとばかりすぐ傍で不気味な口を広げている漆黒の闇へと落とす。




 

これも、人間界と霊界の時間差があるからできることなのだ。





 

もし、人間界と霊界の時間差がなければこのような復讐劇はできない。




 

そらそうだろう。





 

人間と同じ歳を取ることになるのだから。





 

人間が80才になると怨霊も80となる。




 

すると復讐も1回しかできなくなる。




 

これでは満足に復讐をしたなどとは言えなくなる。




 

それに、恨みが消えないうちから老人となり離れなくてはならなくなる。




 

怨霊の復讐は霊界では正当化されている。




 

その復讐が途中でできなくなれば怨霊となった意味がなくなる。




 

と云う事からして人間界と霊界の時間差は怨霊にとっては大変な意味があるという事になる。




毎回、事件に潜む闇を取り上げる時には、事件の影に潜む前世の因縁、怨霊を呼び出し私の口を使って喋らせるのだが、話した内容の検証ができないため今回も事実か否かの確証はない。



 

(最後までお読みいただきありがとうございました。ちょっとここをプッチとお願いいたしましす)