2016年発行
彼の作品は 何作か読んできたが
これは 青春物でありながら テーマは かなりシビアな問題を
取り上げている。ユーゴスラビアの内紛である。
主人公は今は大学生の守谷 クラスメイトの大刀洗万智(たちあらいまち)
旅館の娘・白河 そして 文原。
ある雨の日に知り合った女性は ユーゴスラビアの人だった。
たった二か月間だけれど 濃い付き合いをして そして
彼女は母国へと帰って行った。
1991年頃から 実際に起きた このエリアでの紛争については
私は ほとんど知識がない。
それでも 個別の国として独立した名前は
よく耳にしたことがある。
宗教がらみではなく 民族間の争いなのか?
平和な単一の民族の日本では 考えられない複雑な事情があるのだろう。
私の高校時代は
ベトナム戦争が起きていた。
アメリカとアジアの国の出来事だったので
情報は 割と伝わってきたように思う。
世界平和など 夢のまた 夢なのだろうか。。。
